生きる屍 あの頃の 私は まさに そうだった
まるで 亡くなった人を お葬式まで棺桶で
眠らすように 安置し いつ来るであろう
我が身が 灰になり果てる その時まで
棺で 胸に手を交差させ ひたすら
体を横たえているようにして 生きていた
食べ物を少しでも口に運んでは
生きる事を 再確認して
また棺の中に 戻るを繰り返していた
そして 棺で眠りながら 空をいつも 見ていた
あの青い空に なれたら幸せだと
あの一部になれたら 生きながらえると
今こうして 娘の笑顔に 微笑み返すことが
生きている証なのだ
詩を書いている時が 私なのだ
詩人〜今人…
やっと あの頃の自分に向き合い
詩を書くことが出来た
鬱がひどい時には 何も 出来なかった
いつも 皆さんのおかげだと
思っております…
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