2020.02.14 06:37" 桜 "" さくら "舞い散る桜の花びらにさようならをいうようになったのはいつからだろうあの人に別れを告げた春の風吹く日心にはいまだにあの時の花弁が降っている…ひらひら舞い落ちていく命の儚さのように #詩人 #詩 #poetry #poet #心 #想い
2020.02.03 20:24" 中也 "" 中也 "汚れちまった中也が愛おしいわたしも人なりに汚れてしまったこんなはずじゃなかったあの日の過ち精算出来たのは長い歳月があったから海を背にして涙を飲んだ笑いあったあの日にもう さようなら今日も後ろで風が吹く
2017.05.15 05:05一瞬で…一瞬で 命は消える見えない時の中で…いく道で普段会わない人と話して 父を迎えにその差10分いく道で それは起きた車が軽く混んでいる少し待って 裏道へ見えたのは正面衝突した軽二台お互いに前面は潰れて形はなかった抗えない 運命ひょとしたら私達だった あの空白の時間恐怖が私を襲った背筋がゾッとした可愛い息子と娘が頭に浮かんだ涙が出てきた…一瞬で全ては消える心も 記憶も全てが…無になる…見えない世界の住人になっていた…その場に縛られる見えない姿で…詩人〜今人…
2017.05.15 02:13脆く 崩れる…脆く 崩れる 泥の壁 いくら 塗り固め 強固にして積み上げたとこで 脆く 崩れる 泥の壁 言葉難しく 言葉は嘆き 詩は叫ぶ泥の向こうから天を仰ぎ言葉は旅立つ詩となり私の私に問いかける 脆く弱い 泥とかした心が そびえ立つその向こうで私は詩を叫ぶ伝われ!心の響きよ鳴り響き 人の心の鐘を打ちならせ 大きく 大きく 打ちならせ絵と共に…心と共に… 詩人〜今人…
2017.05.11 03:11消える夢…あなたが消える夢まっとうした使命を 成した時消え逝く 腕が透明になってゆく空気のような手に透明になり手を握る腕が透けていく 悲しくて 切なくて消え逝く その体涙が止まらず悲しみが溢れ出す あなたが消えてしまう大好きな あなたが 空気のように 触れているのに形はなく空気を掴むように消えていく… 悲しくて… 悲しくて寂しくて… 切なくて 消えないで…消えないで…私を置いて行かないで…わたしを置いて行かないで…詩人〜今人…
2017.05.07 13:00季節外れの遅い桜…季節外れの 遅い桜を一輪 見た 高くて 見えないけど 彼女は 咲いていた 新緑の芽吹く葉に混じり淡い桜を見たあれは 幻なんかじゃないあの時見たのが 最後だった君の儚い 微笑みのように看取ってあげたかった手を握ってあげたかった冷たくなる手を 温めてあげたかった…遅咲きの 儚い桜のように一輪のソメイヨシノが微笑んでいるように見えた待っててくれてたんだ僕に会うために 桜がみずから 散らすのをおくらせてくれたんだ…春のツツジ咲く赤い花が満開だったのに桜は儚い 淡い色を恥ずかしげに散らしながら 次の日には君はいなかった… また 来年も出逢いたい散ったはずの 桜は最後まで 命をかけて...
2017.05.07 04:25消えたいなんて…消えたいなんて 思う日もあった 涙が頬を伝いながら 泣きながら 4歳の娘に怒られてしまった我に帰り 娘の涙を親指で拭いごめんね…人は一人で生きていけない誰かが側にいてくれるのならその人のために 生きよう明日をも 生きれぬ 我が身なら言葉を残して 目を瞑ろう命ある 心が 生きているのなら病の心を追い出そうその力は きっと 心を変えてくれる今の苦しみが 自分だけだとは思わないで 心配してくれて心をくれる人もいるあなたの側には必ずいるから人は一人にはなれないから暗闇は 決して闇ばかりではない光射すところが 必ずあるはず その光に近づいてみてきっと あなたの笑顔が輝いて見えるから たとえ 苦しく 泣く日が多くともその...
2017.04.23 07:31虚無の世界…誰もいない 午後不安感に襲われる自分がいるまるで 何もない 白い部屋に閉じ込められているよう落ち着かなくてイヤホンから音楽を流す必死に歌に集中するほど怖さが 私を包むそして 今 家族が帰って来た…安堵感から 涙が出そうになるいや もう 瞼にためている怖さに押しつぶされそうになり恐怖が襲って来ているすぐには 落ち着かずに体が強張り 震えているいつから こんな 風になったのか心の病は 自分との闘いわかってる…わかってるんだ…白い部屋に閉じ込められたような落ち着かない気持ち闇の中はまだ 孤独を知っている暗闇はまだ 落ち着く あの頃とは違う言い難い 虚無の世界は心の中に存在する孤独になればわかるさ…本当の心の闇は 暗闇なんかじゃない闇なんか...
2017.04.03 09:08 燕の巣… かなり昔である 春の燕の巣を石を投げをして 落としていた 子供らがいた親鳥は駅の入り口で8の字を描きながら 飛び回っていた真下には無残にも 苦労して 育てていた 子ツバメ数匹と田んぼの土で作った 巣が 悲しくコンクリートに打ち付けられていた私は車からおり 命の大切さを諭しながら その子等の親をまった数匹のうち 一羽だけ辛うじて生きていた このままではと思いダメだとわかって 連れ帰ったしばらく 育てながら懸命に育て 羽も生えたがやはり 自然を育てるのは難しかった私は 辛さと...
2017.04.03 02:35 1日1秒ごとに… 1日1秒ごとに 悲しみが増えるみえない世界で 悲しみが涙を流す 雨の後の花にさえ 雨の後には花さえ涙を流しているあれは 雨粒に見えるけど悲しみに明け暮れた人には泪にみえる 綺麗なものさえ涙を流す 幸せの中の涙とは違う 悲しみの 涙…色んな人がいる優しい人や 強く我慢してる人冷たい人や 心のない壊れた人間ありふれた 日常にも悲しみは増えているわたしは 願う 幸せの数も同じくらい起きていてほしい1日1秒ごとに 真紅に包まれた 赤ちゃんが生まれる幸せの瞬間悲しい報道子供の心の見えない叫び 生きていけるはずの 悲しい生まれこの世界の全てが幸せに 1秒ごとに包...
2017.04.01 23:26 枝垂れ桜…枝垂れ桜が泣いている咲いたにも関わらず一年に一度 涙の花を咲かす大きな樹から あの細い枝を伸ばし流れる雨のように今の この世に 悲しみ枝垂れ 花の涙を 桜に託す綺麗な姿は 儚い 涙のよう風に揺られながら花の想いを 涙と流す自然が流す 心の涙となり咲き乱れて 悲しみ現す綺麗な心優しい 涙となりて 詩人〜今人…