2017.05.27 01:44冷たい手すり…冷い 手すり 凝視する眼…燕の羽根の 散々たる残骸意識朦朧旅の疲れの中 脳裏に鳶 よぎる階段の明かり 全てを物語る あの日 鳶 低空を飛ぶベランダ 横切った胸騒ぎ 現実引き戻す毛は抜かれ命の尊さ 心を刺す…扉の上の巣親二羽が不思議そう私らを見る…姿海外の日本人の死扉の上の二羽の燕安心する 心の切なさ疲れを 悲しみに 変えた瞬間 刻は 漆黒の時間に取って代わる他の命が奪われた人とは身勝手自己嫌悪な夜の自分と 闇の中の私 許しておくれよ…許しておくれ…詩人〜今人…
2017.05.21 02:02待ち遠しい…明日 待ち遠しい…遠き先祖も 同じ気持ちを味わっていたのか?…時を経て 闇から 赤き陽の目を見る真っ赤に燃え 朝日が心を浄化し…空の蒼さは 深い海の青さ…命の喜び 知り 生きる道を歩む…全てが 繋がる 縁心出逢いは 不思議 何かが導く 人との縁結び男と女以外の 人のえにし永遠に 繋がる縁は 子供に…ゆっくり 繋がり行く…詩人〜今人…
2017.05.11 20:59朝から…朝から 辛い夢を見た障害者になる前の夢何も出来くなった虚無に支配される夢私は 辛かった子供の笑い顔が辛かった笑いかけてあげてさえあげれなくてでも 今は 私は抽象画詩人絵を詩にして語る者…絵を言葉にして語る詩人…私は負けない運命は決まっていてももし この身が朽ちようとも私は奏で続ける見えないハープを弾きながらこんな私ですが私を好きだと言ってくれる方の為に前進します…赤い朝日に向かって…詩人〜今人…
2017.05.03 13:44見えない痛み…見えない痛みが 神経に突き刺さる体が痛みで 聴こえない声を発するどうしようもない私の神経に 言葉は通じないましてや 痛みの声は身体中に鳴り響く体調までが悪くなり辛くなってくる私は日々闘う 自分の体と精神と痛みと…夜の闇に紛れる 心の声はひょっとしたら闇夜に紛れて嘆いているのかも知れない…詩人〜今人…
2017.04.30 13:17暗闇が呻いている…暗闇が 呻いている犬とは違う 闇の声が聞こえる月は 雲で隠れ 姿なきものが 闇夜に蠢く夜の怖さを知っているものは気配がわかる 鳥肌が 立つような 寒気立つ 嫌な感じ暗闇の中に 蠢くものは 音もさせずに 忍び寄るむやみに怖がらない方が良い闇の者は それを喜びに変えるたまに 木々を揺らし猫を脅かし存在を人に知らせる ヤバい 何かがいると面白がり 闇夜で踊り人の恐怖を喰らいにかかる後ろは振り向かない方が良い明かりのない 闇夜の道では…前だけを向けば良いただ 真っ直ぐに歩くだけで良い…詩人〜今人…
2017.04.23 05:21幸せの感じ方…前の砂浜の小石は 熱を持ちもう 裸足で砂浜遊びも楽しいだろう鳶は空高く 悠々と飛び鋭き眼光で地上を見回し空を気持ちよく 旋回している満ち引きする波は 春の磯に 潮溜まりを作り小さな水族館が出来上がる見るのが楽しみになり様々な生き物が見え隠れする稚鮎は 春の増水した川を小さな魚体を キラキラ光らせながら苔を食み 少しずつ上を目指しているだろう菜の花畑には 沢山の蜜蜂がせわしなく 動きながらせっせと蜜を 運ぶ姿も見えていた小さな子は 休みの日に春の風吹く 公園で無邪気な天使になっているだろうそれぞれの春の到来に命は燦々と輝き夢にまで見た 新緑の世界に幸せを感じているだろう人は日頃の小さな幸せにすら心を忘れ 心は壊れていく小さな幸せすら ...
2016.12.28 02:41私も同じ血が流れている…私のちっぽけなモノクロームの世界が輝く 小さな光から 輝き始めた優しい光に護られた 清らかな光は広がり光は闇を理解し 闇と一つになり 全てを受け入れた もう 怖くなくなったでも 怖いのは 闇より醜い 人間…怖いのは闇よりひどい 人間達…私も 同じ人間なのだ 私も同じ血が流れている 詩人〜今人…
2016.12.04 20:40悪夢…夜見せる悪夢は怖いけど強くしてくれてるんだ…強くしてくれてるんだ…自分の心臓を握りつぶすように負けないように 負けないように激しく胸打つ 赤黒い心臓をの鼓動を止めるために 私は 歩く 歩きながら 大事な大事な人を護りながら 心臓を握り締めて私は 弱い人を護る 私のために 人の為に 詩人〜今人…
2016.10.31 19:49フクロウよ…森の夜の守り鳥 フクロウよ何故 夜中に鳴くのだ誰かのためか 無くした恋のためかホロー ホローホ 虚しく 闇夜に聞こえるお前の声が 寂しくないよ 寂しくないよって聴こえてくるんだ 月さえない 薄曇りの早朝に 虚しく響く孤独な鳥 闇夜の守り鳥 フクロウよその鋭き眼光の先には 何が見えるコソコソしている 新米を狙う ネズミが 見えるのか その大きな目で 何を見据えている夜の闇には 人には見えぬ者を 見ているのか それはきっとお前しか見えていない… 詩人〜今人…闇夜の詩…
2016.10.31 05:03鴉…鴉 お前のその心を引き裂いて動く心臓を喰らい お前になりすましたいその横着さに そのずる賢さを身につけ 騒がしい街で のうのうと生き のさばりたいゴミはぶちまけ 光るものを口にくわえ巣を彩り 自分だけの王国を作りたいそして この黒き体であの人をかっさらい 囲いこみたい手放さないように 手放さないように 詩人〜今人…闇の詩…
2016.10.18 18:08静けさの中の光と闇…静けさが部屋を覆っている光るのは 明かりのつく 携帯電話だけ文字が羅列を組みながら 出来上がっていく 言葉が言葉を生み出し 光が光を産み落とし 闇が闇を生み出して 光と闇が呼応するまるで 生きているよう 発してもない言葉が息をしている ひっそりと明るく暗くしかし 今は闇が部屋まで覆い静けさを味方にする 次くる光の世界まであと僅かな時間を残して 詩人〜今人…
2016.10.12 04:47人が人である以上は…赤紫の朝顔が水を浴び濁り色した 空の暗さが 陰陽な暗さを増す海は翳り 暗く底まで届く間も無く黒い色空飛ぶカラスは 気味悪い声を高らかに鳴き山は 暗き森を 守るかのように 佇んでいる人は闇の部分をひた隠し 居ないところで闇の翳りを見せ始める人が人である以上は 仕方がないこと人が人である以上は 仕方がないこと 詩人〜今人…