色々な 記憶の行方…
土手に咲いていた…
春の満開だった頃の…
美しかった…桜の記憶…
小川の側に咲いていた…
色とりどりの紫陽花の記憶…
秋に咲くはずの 季節外れの…
秋桜の曖昧な記憶…
家の軒先の 毎年同じ巣に戻る…
ツバメの巣の古い記憶…
どれもこれもが…吹き抜けていく…
風のように 気がついたら 一瞬に過ぎない…
記憶はあるのに…その時が来ないと…
想い出されもせず…その時にしか…
人は気づくことはない…
そうして…人も忘れ去られて…
記憶も曖昧になり…感謝や想い出を…
忘れていく…
記憶とは 寂しいものです…
詩人〜今人…
想い出されるような 人でありたい…
心から そう思うばかりです…
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