2017.05.15 02:13脆く 崩れる…脆く 崩れる 泥の壁 いくら 塗り固め 強固にして積み上げたとこで 脆く 崩れる 泥の壁 言葉難しく 言葉は嘆き 詩は叫ぶ泥の向こうから天を仰ぎ言葉は旅立つ詩となり私の私に問いかける 脆く弱い 泥とかした心が そびえ立つその向こうで私は詩を叫ぶ伝われ!心の響きよ鳴り響き 人の心の鐘を打ちならせ 大きく 大きく 打ちならせ絵と共に…心と共に… 詩人〜今人…
2016.09.24 01:45家族4人で…家族が出来て 4人で お風呂にも 入ってたけどいつしか 息子は 1人で 入るようになってた大人の階段を 一歩つづ上がり今、中学最後の運動会を 見ている曇り空で 雨は降りそうだけど 自閉症の息子の成長は 青空のように 蒼く爽やかだ…そんな 息子に 愛情一杯の黄色い声援が沢山飛んでいる… 詩人〜今人…
2016.09.07 20:24闇は朝が来れば身を隠す…そう 闇は朝が来れば その姿を太陽から逃げるために 身を隠す人かもしれないし 何かの影なのかも知れない悪さをする影は決まって 人の心の悪しき人につきまとい 人を乗っ取り 話をする そんな人は きっと 闇に操られた人本当は優しい人なんだと思う闇と 同調させてはダメ それは 乗っ取りに近い あなたの言動が おかしくなっているのは闇に 操られている人 本当のあなたは優しくて 人が好きな人なはずです だから あなたの優しさは無限です 詩人〜今人…
2016.09.06 08:29夢が歩いてく…夢が一人で 歩いてくテクテク テクテク 自分より先に 一歩 二歩と 夢を叶えるために 歩き出した不幸があって 今がある 幸せがあって 今があるそれに 気付いたから 歩き出した テクテク テクテク 夢が勝手に一歩 二歩 私より前に 歩き出した人に出逢えて 今がある人と 別れがあって 今がある詩が隣にいるから 死を選ばなかった詩が助けてくれたから あなたに逢えた夢はもう 勝手に歩き出しているその時は 遅咲きだけど 咲いて 大きな花となれ 咲いて 見せましょ あなたと一緒に夢を叶えるために…明日に向かって… 詩人〜今人…
2016.09.01 08:35名も無き道…名も無き 道を 前に進みながらゆっくり ゆっくり 大地を踏みしめ 歩きたまに 空を見上げながら 涙を流し 休むことも 忘れずそれでも 季節を感じることを忘れずにつま先 上にあげながら 土煙など気にせずに前に向かって行けいつしか 足のいく先には名がある 立派な道になっていく今は 信じて 前に行け 自分を信じて前に行け 詩人〜今人…
2016.08.28 23:58老いていく…お山が どんなに 頑張ってもお空にゃ ちっとも 近づけまいスズメも お空を飛んでるが高いとこまでは 飛べまいて人が 宇宙に 憧れてロケット作って飛んでも宇宙じゃ 長くは生きられまい生き物は 生まれた時から 歳をとる全てに おいて 老いていく人は 子供に戻りながら 老いていくその心も 子供になりながら 老いていく人は どんなに 傲慢で高飛車でもどうしようもなくても…いつか その手は 嗄れるいつか その手に 気づくときにはきっと 誰かに 世話になる1人じゃ 人は 生きられまい1人じゃ 人は 生きられまい &n...
2016.08.28 01:33過ぎ去った日…過ぎ去った日は あの目の前にある樹から 木の葉が ひらりひらひらと落ちて行く 様に 過ぎ去って行くそして 刻といふ 見えない 時間が過ぎ去った 後は 土に還っていくそうして 時間が経てば あなたにとって生きる糧になり 次に来る 新しい 芽となり想い出となります…あなたにとって 素敵な想い出が増えます様に 詩人〜今人…
2016.08.18 02:20想い出と旅人…緩やかな風が吹く中…旅人は 小さな丘の樹の根元に腰を掛け 小さな村で買った パンを取り出し 千切って口に放り込む… ふと…上を見上げると 揺れる 樹々の間から見える 元気な 太陽を見ていたら…故郷の 年老いた 父と母を想い出した…”元気でいるだろうか” 目頭が 熱くなって泪が 頬を伝う あの母の言った 言葉が耳の奥で 響いた…旅人は 泪を手の甲で拭い…食べかけの少し大きめのパンを無理やり詰め込んだ…樹の持つ 温かな優しさが 家族を想い出させてくれて 旅人は感謝をした…手で 木に触れ…”ありがとう”と心で呟いて…旅人は小高い丘をゆっくり 道に向かって歩いて行った…空をゆっくり 旋回する鷹が 鳴きながら旅路を 見送ってくれた…...
2016.08.10 10:06川の流れよ…川の流れよ 私を置いて どこへ行く…あの広い 海に出るのなら 私も一緒に連れて行って欲しい…川の流れは もう飽きた…あの満ち引きする 海の中で静かに漂いながら…夜に浮かぶ月を見上げたい…生命を育んできた 母なる海に…抱かれながら…この身を投じ…永遠を感じていたい…そうすれば 我が身が朽ちても…誰にも 知られないから… 詩人〜今人…
2016.08.07 11:50カブトムシの旅路…小さな 小さな牢屋に…閉じ込められた…カブトムシ…夏の夜空に 旅に出た…しばらく、網戸に引っ付いて…羽をバタバタ スッテンコロリ…起き上がれないから 助け舟…必死に もがいて 夏の夜空に飛んでった…だけど、名残惜しくて 舞い戻り…次こそ 心に決めて 旅に出た…カブトムシは夏しか生きれぬ… 儚い命を背負い…自然の森に 旅に出た…ありがとうを…夜空に向かって言いながら…羽音だけが…耳の奥で木霊した… 詩人〜今人…
2016.08.02 13:08母親待っている…夜が 寂しい母親 1人で旅に出た…娘は 小さな手 見えなくなるまで…たくさん振った…小さな子 一生懸命 1人で生きた…母親 旅から帰るまで…母親 旅から帰るまで…時には 道行く 野良猫 声かけた…私の母さん いつ帰ってくるかな…猫の返事は 鳴くばかり… 猫の返事は 鳴くばかり…それでも 小さな子は… 一生懸命 1人で生きた…健気な 小さな子は…今も…母親の 帰りを待っている… 詩人〜今人…
2016.07.28 02:06想いの羽…色々な家から 想いの羽がついた…言葉が飛び立っていく…白いのや…青い色…黄色や緑…たまには 黒いのや灰色…紫色…ゆっくり飛んで行くのや…急いで行くのもある…フラフラしながら飛んでいくのもあるそんな時は 心配になったりする…人の想いは 絶えず 羽ばたいている…力をなくした 言葉や怒りの言葉…感情が 切なく…悲しく…涙を流しながら飛んでいく…羽は 今も 私の家から…パタパタ 羽ばたいていく… のんきな言葉は 晴れた空に向かってフワフワ 風に吹かれて 飛んでいく… 詩人〜今人…