2016.09.22 03:14青空と釣り…曇り空に 青空を思い出しながらあの時の 秋のダムの風景を思い出す湖面を吹き抜ける風 波立つ船の後至近距離でのラバージグ見える魚の影 合わせると魚が浮上して外そうとテールウォークをして ロッドを倒して凌ぎながら そのまま引っこ抜く 私の中の私が そこにはいる…無心になって 魚を探す パズルを合わせ魚にたどり着くまで 必死に投げ続けていたまた BASSに会いたい …彼らと向き合いたい… 詩人〜今人…
2016.09.18 09:55いつもの帰り道…寂しく帰る いつもの帰り道 道で縄跳びする子が スローモーションになる茜空が まともに 見える夕方の 西の山の上頭の上を渡り鳥が 新しい土地を求めて やって来る歩く道が 涙でにじんで見えなくなる寂しさが込み上げてくる縄跳びの子供達の笑い声が 哀しく響くアパートの前に来たら 家族の顔が涙目に浮かんで 立ち止まったもう 涙は 止まらなかった… 詩人〜今人…
2016.09.10 04:57あの吹き荒れるような…あの吹き荒れるような 風になれ 体をコーナーに沿わせたら 重力を味方につけ 膝をすり減らし 想いのままに 地を這うようなかまいたちのように 足を殺れそして 命の限界を 楽しみ音速を突き抜けた あの場所にたどり着け 四次元の世界は そこにある命を楽しみ 命を刻み付けろ血は沸騰し ドーパミンが 飛躍するアドレナリンが アクセルを回す達成感に満ちた 時はもうすぐ君の側にやって来る 詩人〜今人…
2016.09.02 14:38夜になると…夜になると 月が 海の上を 浮かびながら光を 優しく 放っているさざ波が 月の光に照らされてキラキラ光っている ボラは月夜に 照らされて 空を飛んでいる何匹も 何匹も 宙をロケットみたいに飛ぶ星の沢山の煌めきが 空から落ちてきそうだから スプーンを持って 星をすくい取る事が出来そうなくらい 空には数え切れないほどの星達が キラキラと その存在感を表している夜空の不思議に 口を開けたまま浜辺で 佇んでいると 海岸が光を放ち海蛍が 浜辺を 素敵に 彩り始めた闇夜に光り輝く さざ波の奇跡が 今まさに 始まろうとしていた… 詩人〜今人…
2016.08.03 01:11君が僕に言った…君が僕に言った…別れの時の…優しいね の一言が…やけに…虚しかった…自分の姿が…写っているガラスに向かい…お前…優し過ぎって 言っているみたいで…自分自身が嫌にさえなった… あの時 どう言えば良かったんだろう…なけなしの虚勢張って…優しくなんかない…って 言えば良かったんだろうか…若いあの時の僕には 人を好きになる資格なんてないとまで 思った…あれから…何年も過ぎ…あの言葉の意味がわかった…あの頃の僕には… 優しくすることしかせず…君に本来の…僕を見せていなかったんだって…あの 激しく照りつける 太陽の光が…歩いてきた道に反射して…焼けた熱が…あの時の想い出を…蜃気楼の様に見せていた… &nb...
2016.08.02 08:59近くの浜辺にて…夕暮れ近い 近くの浜辺にて…海辺に流れついた…貝殻に 耳を当て…記憶を辿る…深い海の記憶が頭の中に…響き渡る…母の子守唄にも似た…優しい音が聞こえる…人の心のように…波が…寄せては返す…まるで…優しい人の心に 触れたような…優しい感覚…さざ波が優しく…小さき頃の思い出まで連れて来る…あなたを目の前に…そっと…映し出してほしい…あなたにしか わからない…小さき頃の姿を…たまには…思い出してあげて…辛いかも知れないけど…涙が溢れるかも知れないけど…きっと…向き合えば…大事な 何かが 見えて来るから… 詩人〜今人…海の想いより…
2016.07.22 13:16白黒のドラキュラ映画…小さい 低学年の頃…夜に 白黒のドラキュラ映画見て…高熱だした…次の日 病院に行くと…怖い映画を見たからだと言われた…それから 高学年になるまで…血を吸われるのが怖くて…首を隠して 夜は眠った…夏の暑い夜も…寒い冬も… 夜は必ず…彼らが 首を噛めないように…小さな 小さな頃の思い出話…とても 怖かった 夏の夜の怖い話… ...
2016.07.22 12:32お父ちゃんの船…お父ちゃんの船は…木船で遅くて頑張り屋だった…そんな お父ちゃん…船と一緒に歳とった…油をささなきゃ走らない…だけど…煙を出しながら…一生懸命 よう走った…他の船には いつも 置いていかれたけど…そんなの気にしないで 必死に走ってた…今ではあの船 もう無いけど…エンジン油の匂いとあの船との 懐かしい想い出は 今でも心の中に残ってる…父と歩んだ…あの木船…想い出いっぱい…頑張り屋のあの船は 私の心の中で まだ走ってる… 詩人〜今人…
2016.07.21 13:12記憶の行方…色々な 記憶の行方…土手に咲いていた…春の満開だった頃の…美しかった…桜の記憶…小川の側に咲いていた…色とりどりの紫陽花の記憶…秋に咲くはずの 季節外れの…秋桜の曖昧な記憶…家の軒先の 毎年同じ巣に戻る…ツバメの巣の古い記憶…どれもこれもが…吹き抜けていく…風のように 気がついたら 一瞬に過ぎない…記憶はあるのに…その時が来ないと…想い出されもせず…その時にしか…人は気づくことはない…そうして…人も忘れ去られて…記憶も曖昧になり…感謝や想い出を…忘れていく…記憶とは 寂しいものです… 詩人〜今人…
2016.07.18 22:50あの頃の私…蝉の鳴く声に 昔を想い出し…あの頃も この蝉達がよく鳴いていた暑い日の 空の綺麗だった 夏の日…私は よく釣りに出かけていた…汗ばむ様な 茹だる暑さの中…1匹の魚と出逢うため キャストを繰り返した…そして 人生が楽しかった…生きる事に 生き甲斐すらあった…あの頃…小さき魚に 感謝をして 大きな魚に歓喜した…また…あの頃の様に 1匹の魚に人生をかける日がくるのだろうか…それが…もし こなくても あの頃みた…山々の間から出て落ちる…朝日や夕日がまた見たい…私の中のかけがえのない…仲間達との懐かしい想い出は…もう なくなってしまったけど…色褪せてない 想い出は…心を癒してくれる…あの夏の日の様に… &nb...
2016.07.17 13:12ジョバンニとカンパネルラ…僕も 夢の世界で…ジョバンニとカンパネルラと一緒に銀河鉄道に乗ってみたい… だから 今日こそは 2人に逢うんだ…そんな 不思議な気持ちで銀河鉄道の夜を見ている…切符は 持ってないけど…なんとかなるよ…僕の父さんは ジョバンニの父さんみたいに昔は海の漁師だったんだ…今はもう 船もなくなったんだけど…あの頃は 小さい僕達を 海の魚を釣って育ててくれたんだ…感謝は当然しているよ…それじゃなきゃ 恩返しは出来ないからね…じゃあ…そろそろ 夢の世界に旅立つよ…2人が僕を待ってるから…楽しみにしてるんだ…銀河鉄道の夜を過ごす事が出来るから… 逢えるといいな…それじゃ 見てくれている皆さん…おやすみなさい… ...
2016.07.15 09:53私を包んでくれる…記憶の欠片が 光り輝く…優しくて 眩しくて 春の太陽のよう…わたしの心を照らしながら…記憶の景色をたどる旅に出る…全ての生命に感謝して 想いは果てなく…そして 温かくて 懐かしい記憶のカケラ…森の緑や 水の透明度 海の蒼さ…空の広さ…どれもこれもが 優しくて 懐かしくて…私を包んでくれる…私を包んでくれる… 詩人〜今人…