山間の 野の草が連ねる その場所で
その 長いその茎を伸ばし 可憐な
山百合が 自然の中で 美しく 咲いている
白い その花は お化粧をしているみたいで
街を行く 白い服の 清楚な女性が
日傘をさして歩いているよう
”あなたは 何故そんな 所で咲いているの
生きていくのが 大変な 野山の中で
一際 強く 優しく 咲いていられるの”
私は 心の中で 走る 車の窓から
咲いている 山百合に 話しかけた
走り行く 車の風に揺られながら
綺麗な妖艶さの女性が 力強く
今日も 風に揺られながら 1人寂しく
咲いていた
詩人〜今人…
誰が植えたわけではない 山百合は
いつも 荒んだ心を癒してくれる…
0コメント