2021.07.21 02:26もういいかな静然たる心情はあまりなくただ、何かに追い詰められて今があり夜なよな悪夢にうなされ日々をむかえる人はこわい生き物だから山でひっそり暮らしたいもういいかなもういいだろう鳥は静かに鳴いている
2021.07.19 10:35孤独どんなに笑ってもさびしさは癒えず棺桶の中にいるような孤独さえ感じる啄木も中也も嘆いていた音楽は言葉とともにあり言葉は曲と手を繋ぐ絵は無言で恥ずかしがりやわたしはひとりでつめを噛むただボーっと暗くなったへやの中
2020.02.14 06:37" 桜 "" さくら "舞い散る桜の花びらにさようならをいうようになったのはいつからだろうあの人に別れを告げた春の風吹く日心にはいまだにあの時の花弁が降っている…ひらひら舞い落ちていく命の儚さのように #詩人 #詩 #poetry #poet #心 #想い
2020.02.07 13:21" 消えればいいのに "何気ない悲しみがとめどなく溢れ 言いようのない悔しさが喉元をかきむしり伝う涙の跡が乾く間もなく押し寄せる波のように伝いおちるどうしようもない気持ちの塊を握り潰したくて震える右手胸に当てた時には もう悲しい気持ちも悔しさも消えれば良いのに
2020.02.03 20:24" 中也 "" 中也 "汚れちまった中也が愛おしいわたしも人なりに汚れてしまったこんなはずじゃなかったあの日の過ち精算出来たのは長い歳月があったから海を背にして涙を飲んだ笑いあったあの日にもう さようなら今日も後ろで風が吹く
2020.02.02 20:12" スミレ "" スミレ "娘がゲームSwitchのカセットなくしたあの時はあったのに近くでスミレは咲いていた友達は一人きりスミレはそばで揺れていた私の心は夕方に陽が落ちて一人残された子は帰っていった暗い夜道にまだ咲いている
2017.06.06 03:57生きて行くのが…生きていくのが辛かった 友達だった 側を通るのに怖気付き僕の前に隔てる 無言の人目線が 凝視に変わる冷たい 冬の川のように触れれることなく遠くから 見据える一人で 良かった寂しさなんて忘れていくと思ってた十年たっても あの頃の私が 上目遣いで僕を見る 寂しそうな虐待を受けた飼われていた 犬のように首輪はないあるのは 酷く擦れた後だけが 残っている傷は治っても痛みは忘れないでも 絵は助けてくれた言葉さえも助けてくれた生きようとする 本能は今 心の分厚い皮をやぶり新しい 自分になれたしがらみなんてなんて事ない生きて行くことさえ怖くない 温かい 温もりが側にあるから…詩人〜今人…
2017.05.31 12:16さよならの詩…体が言うこと聞かず足は痛みが走り我慢が辛い気持ちは 揺れ夜の森のように孤独を宿し優しい友人は足跡残さず静かに消えていく…泣きながら後ろを振り向く あの人の泣き顔…悲しみを引き連れて消えていく…元気であればいい私は笑顔を 忘れない だから最後だけはさよならの詩を…送ります…ありがとう…詩人〜今人…
2017.05.30 08:53ボールを蹴る…ボールを蹴る 音あの日の小さな僕らも ボールを蹴ってた山々に木霊する夕暮れの 子供の笑い声蹴られるボールが小さい時の私を揺り起こす…どれくらいの夢を見たのか…起きている今脳裏に浮かぶのはボール遊びをしてた寂しい 夕暮れの空夢じゃない今のあの頃の自分がボールを蹴っている詩人〜今人…
2017.05.27 01:44冷たい手すり…冷い 手すり 凝視する眼…燕の羽根の 散々たる残骸意識朦朧旅の疲れの中 脳裏に鳶 よぎる階段の明かり 全てを物語る あの日 鳶 低空を飛ぶベランダ 横切った胸騒ぎ 現実引き戻す毛は抜かれ命の尊さ 心を刺す…扉の上の巣親二羽が不思議そう私らを見る…姿海外の日本人の死扉の上の二羽の燕安心する 心の切なさ疲れを 悲しみに 変えた瞬間 刻は 漆黒の時間に取って代わる他の命が奪われた人とは身勝手自己嫌悪な夜の自分と 闇の中の私 許しておくれよ…許しておくれ…詩人〜今人…