私の前に 綺麗な花園なんかない…
あるのは 闇に咲く 黒き闇花ばかり
”触らずべからず 触れば その体と共に
闇に取り込まれ 黒き花になろう…
手や足やその体の骨の髄まで 精気を吸い取り
黒々とした 闇に咲く 暗黒の花になろう”
そなたが その体を捨てるというのなら
全てを捧げるがよい…
闇は 全てを 受け入れ…その体に
根を張り巡らせ…一滴の血も残らず
喰らい尽くすだろう…
詩人〜今人…闇の詩…
闇の花は 人の生き血を吸い取り
美しく 咲き誇る…残ったものは…
その者の 天を仰いだ 亡骸だけが残るだけ…
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