2017.06.06 03:57生きて行くのが…生きていくのが辛かった 友達だった 側を通るのに怖気付き僕の前に隔てる 無言の人目線が 凝視に変わる冷たい 冬の川のように触れれることなく遠くから 見据える一人で 良かった寂しさなんて忘れていくと思ってた十年たっても あの頃の私が 上目遣いで僕を見る 寂しそうな虐待を受けた飼われていた 犬のように首輪はないあるのは 酷く擦れた後だけが 残っている傷は治っても痛みは忘れないでも 絵は助けてくれた言葉さえも助けてくれた生きようとする 本能は今 心の分厚い皮をやぶり新しい 自分になれたしがらみなんてなんて事ない生きて行くことさえ怖くない 温かい 温もりが側にあるから…詩人〜今人…
2017.06.05 02:09親知らず…親知らず 長い間お世話になりました…そう思いながら歯の根 奥に刺さる針硬直する 神経と体抜くまでの 不安な気持ち先生が 抜歯の器具を手に…歯に触る…メリメリ…メリメリ…静かな 抜歯…抜き取られた 智歯歯を眺める 先生の目それを みている私大きな綿噛み締めて無言の状態返事に頷く私抜いたという実感が 込み上げ小さな頃に抜けた歯の上か下により縁の下に投げたり高いとこに投げたりしていた 小さい頃を思い出していた…今まで ありがとう…親の知らぬ間に生える歯よ…詩人〜今人…
2017.06.01 02:33笑っていた…あの日の海は夏の焼けた石が転がる 昔の浜辺いつものように可愛い年下の友と海辺で遊んでたそこに 浜辺に来た 同級静かだった海に 二人の友達が ニタニタしながら 近寄って来る近寄る 無邪気な二人私を深みに追い詰め頭を押さえたそして…僕を 水に沈めた…パニックになり塩水が開けた目に入り込むかすかに見える無数の手 光る鈍い青空暴れて 口から塩水が泡と入れ替わりガボガボと入り死ぬ…抵抗が弱々しく体中の筋肉の緊張が解けたその時 真っ赤になった目が空を仰いだ笑う事しかしない二人が 恐ろしく命を亡くす瞬間僕は大量の塩水を飲み喋ることさえ 出来ない 去って行く 二人の後ろ姿は 明らかに笑ってた何事もないよ...
2017.05.17 08:15星降る刻…目の前で 星降る刻偏頭痛の痛み来て抗えない 苦痛味わい痛み 過ぎさるまで過酷な試練極度の緊張予期しない 予兆次第に 襲い来る見えない 痛み薬は飲まずただ 刻が過ぎ去り過去になるまで私は 闘う見えない 痛みと…頭蓋骨の中の柔らかな 脳みそと…詩人〜今人…
2017.05.15 05:05一瞬で…一瞬で 命は消える見えない時の中で…いく道で普段会わない人と話して 父を迎えにその差10分いく道で それは起きた車が軽く混んでいる少し待って 裏道へ見えたのは正面衝突した軽二台お互いに前面は潰れて形はなかった抗えない 運命ひょとしたら私達だった あの空白の時間恐怖が私を襲った背筋がゾッとした可愛い息子と娘が頭に浮かんだ涙が出てきた…一瞬で全ては消える心も 記憶も全てが…無になる…見えない世界の住人になっていた…その場に縛られる見えない姿で…詩人〜今人…
2017.05.15 02:13脆く 崩れる…脆く 崩れる 泥の壁 いくら 塗り固め 強固にして積み上げたとこで 脆く 崩れる 泥の壁 言葉難しく 言葉は嘆き 詩は叫ぶ泥の向こうから天を仰ぎ言葉は旅立つ詩となり私の私に問いかける 脆く弱い 泥とかした心が そびえ立つその向こうで私は詩を叫ぶ伝われ!心の響きよ鳴り響き 人の心の鐘を打ちならせ 大きく 大きく 打ちならせ絵と共に…心と共に… 詩人〜今人…
2017.05.11 20:59朝から…朝から 辛い夢を見た障害者になる前の夢何も出来くなった虚無に支配される夢私は 辛かった子供の笑い顔が辛かった笑いかけてあげてさえあげれなくてでも 今は 私は抽象画詩人絵を詩にして語る者…絵を言葉にして語る詩人…私は負けない運命は決まっていてももし この身が朽ちようとも私は奏で続ける見えないハープを弾きながらこんな私ですが私を好きだと言ってくれる方の為に前進します…赤い朝日に向かって…詩人〜今人…
2017.04.30 13:17暗闇が呻いている…暗闇が 呻いている犬とは違う 闇の声が聞こえる月は 雲で隠れ 姿なきものが 闇夜に蠢く夜の怖さを知っているものは気配がわかる 鳥肌が 立つような 寒気立つ 嫌な感じ暗闇の中に 蠢くものは 音もさせずに 忍び寄るむやみに怖がらない方が良い闇の者は それを喜びに変えるたまに 木々を揺らし猫を脅かし存在を人に知らせる ヤバい 何かがいると面白がり 闇夜で踊り人の恐怖を喰らいにかかる後ろは振り向かない方が良い明かりのない 闇夜の道では…前だけを向けば良いただ 真っ直ぐに歩くだけで良い…詩人〜今人…
2017.04.23 07:31虚無の世界…誰もいない 午後不安感に襲われる自分がいるまるで 何もない 白い部屋に閉じ込められているよう落ち着かなくてイヤホンから音楽を流す必死に歌に集中するほど怖さが 私を包むそして 今 家族が帰って来た…安堵感から 涙が出そうになるいや もう 瞼にためている怖さに押しつぶされそうになり恐怖が襲って来ているすぐには 落ち着かずに体が強張り 震えているいつから こんな 風になったのか心の病は 自分との闘いわかってる…わかってるんだ…白い部屋に閉じ込められたような落ち着かない気持ち闇の中はまだ 孤独を知っている暗闇はまだ 落ち着く あの頃とは違う言い難い 虚無の世界は心の中に存在する孤独になればわかるさ…本当の心の闇は 暗闇なんかじゃない闇なんか...
2017.04.23 05:21幸せの感じ方…前の砂浜の小石は 熱を持ちもう 裸足で砂浜遊びも楽しいだろう鳶は空高く 悠々と飛び鋭き眼光で地上を見回し空を気持ちよく 旋回している満ち引きする波は 春の磯に 潮溜まりを作り小さな水族館が出来上がる見るのが楽しみになり様々な生き物が見え隠れする稚鮎は 春の増水した川を小さな魚体を キラキラ光らせながら苔を食み 少しずつ上を目指しているだろう菜の花畑には 沢山の蜜蜂がせわしなく 動きながらせっせと蜜を 運ぶ姿も見えていた小さな子は 休みの日に春の風吹く 公園で無邪気な天使になっているだろうそれぞれの春の到来に命は燦々と輝き夢にまで見た 新緑の世界に幸せを感じているだろう人は日頃の小さな幸せにすら心を忘れ 心は壊れていく小さな幸せすら ...
2016.12.04 20:40悪夢…夜見せる悪夢は怖いけど強くしてくれてるんだ…強くしてくれてるんだ…自分の心臓を握りつぶすように負けないように 負けないように激しく胸打つ 赤黒い心臓をの鼓動を止めるために 私は 歩く 歩きながら 大事な大事な人を護りながら 心臓を握り締めて私は 弱い人を護る 私のために 人の為に 詩人〜今人…
2016.11.24 17:24悪夢さんよ…悪夢を見せる 夢の化け物へ俺はお前達の 遊び道具じゃねぇての見せるなら 亡くなった人を出すな大の親友の辛い顔見せんなお花畑で 花を見てる夢でいいってのもう一回言っとくがお前達の遊び道具じゃないよく人見て見せろ まっとうに生きてる人間に見せるゆめじゃねぇ それじゃあな 悪夢さんよ 詩人〜今人…