2017.06.03 12:31お母ちゃん…アマガエルの鳴き声 暗闇の中 癒し声田舎の暮らし涼やかな虫の声満天のプラネタリウム流れ落ちる星一瞬の光の線月夜の満月の優しさ窓に来る 黄金虫 光る蛍の明滅小さな頃の母との 町の灯り巡りカブトムシやクワガタ 小さな私と妹喜ぶ兄妹懐かしき 想い出いつまでも忘れない…夜の父から逃げた夜の母との虫取り優しい お母ちゃん…詩人〜今人…
2016.07.28 05:19田舎の田んぼ道…ふと…田舎の田んぼ道を見ていたら…麦わら帽子に…玉網と虫かごさげて…短パンに…タンクトップ 着て…草むらの トンボやバッタなどを…捕まえてた… あの頃の自分…一陣の真夏の暑い風が…通り抜けた…草むらが…カサカサ音を出しながら…真横になびいた時に…一つ下の 妹連れて… 記憶の中の私が…走り抜けていった…無邪気に顔して…乾いた暑さを…もろともせずに…そんな 暑い 蝉の鳴く 午後だった… 詩人〜今人…
2016.07.27 14:38悲しい涙…悲しい涙が 流れる夜は…やけに 寂しく 月も悲しそう…両手で顔を塞いで 隠しても…涙が 溢れて止まらない…あなたの 涙は 誰のため…あなたの 涙は 誰のため… 夜のカエルも 泣いている…コウロギだって 泣いている…あなたが 涙を流す夜は…生き物だって 悲しそう…あなたの 涙は 誰のため…あなたの 涙は 誰のため… 詩人〜今人…
2016.07.24 01:17薤露青…すっきりしない曇り空の中…一陣の涼しい風が 冷風扇を挟み…寝転ぶ 私の側を 優しく吹いていく…時間など 何も気にせず…耳に良く聴く 薤露青が 心地よく流れ…歌詞に想いを馳せて 妹を想う…生きている家族がいる事に 感謝を忘れず…尊い人の命と薤露青を重ね合わせ…そこに 絶えず生きることを 教えてくれる…蝉達の小さき体から出る…あの 大きな…鳴き声に ただ ただ 感動すら…覚えている… 詩人〜今人…
2016.07.22 09:30あの日の母…あの頃の母は 私達 兄妹を育てるのに…一生懸命だった…風邪で 熱を出した夜も…朝まで看病をしながら 側にいて…優しくしてくれた…学校を休みがちな 私に悩み 苦しみ…登校する時には 学校の階段を…手をつないでくれて 一緒に上がってくれた…父が 母を激しく怒る日には…台所で泣いている 母に優しく声かけた…辛かった あの日の母の泣き顔が…今でも脳裏に 引っ付いて離れない…小さい頃の 私がまだ 心の中に居てあの頃の母と一緒に 未だに 階段を上っている… 詩人〜今人…
2016.07.18 15:25満月…部屋の布団で横になり…ベランダから見えている…綺麗な 丸い満月を 切なく見つめ…あの子も 見ているのだろうか…などと 想いながら…泣いてないだろうか…なんて 考えている…月は 何も言わずに…優しく 私を 照らして…佇んでいる…何の力にも なってやれない…無力な 私は ただ…満月を…見ることしか出来ずに…夜は 0時を過ぎて…あの子の事を…想いながら 手を合わせて…祈りに変えた…届くといいなと…想いながら… 詩人〜今人…
2016.07.17 05:50通り雨…雨雲が太陽を覆い隠し…突然の 通り雨が 降る…辛い気持ちなんて 過ぎ去ってしまえばいいのに…止まない寂しさの 雨は…あの子の胸に 暗く ずっと降り続けている…通り雨のように ただ降って…通り過ぎたら どんなに 楽だろう…苦しみなんて 通り過ぎたら あの子は…濡れ続けなくても…済むのに…変われるものなら…私が濡れ続けるのに… 詩人〜今人…
2016.07.16 13:49夜の切なさと想いと…夜の蒸し暑さが 体を包み…冷風扇の風と 外気温が高く 生暖かく…そして 枕のアイスノンが やけに気持ちよくて 顎を乗せたまま…パソコンに向かう…悲しい 動画を見ながら…主人公が愛しくも 儚い…映像が…切なくて…ただ 黙って見ている…涙は出ない代わりに 我が妹を 悲しくも想い出し そして…また 切なくて…大事にと想う…親のように… 心配している…夜の切なさ… 詩人〜今人…
2016.07.10 09:52小さな頃…母が用事で 居なかった日に…父が お酒を呑んだ夜は 怖くて…怖くて…押入れに 電池式の豆電球をつけて…妹と2人 母が帰ってくるまで隠れてた あの日…あの押入れだけが 隠れ家だった…お酒を飲まない時の父は…寡黙な漁師だった…だから 小さな頃に あまり…話した記憶がない…母は いつも 台所で泣いてた…僕は 良く母さんに声かけてた…小さいながらに苦労がわかってた…小さい頃の思い出話…小さい頃の思い出話… 詩人〜今人…
2016.07.07 09:57涙を流したのです…私は 涙を流したのです…生きる事の 虚しさに…私は 涙を流したのです…可愛い娘の優しさに…私は 涙を流したのです…母の子を思う 涙につられて…私は 涙を流したのです…鏡を見た 自分の顔を見て…私は 涙を流したのです…私は 涙を流したのです… 詩人〜今人…
2016.07.04 08:29我が子…この間より 少し…元気に見えた妹に安堵して…心の顔が 少しだけ…微笑んだ 自分がいた…空は 蒼く…妹は少し 笑顔だった…妹の心が 少しだけ ほころんだ…母の顔は 空の蒼さより 笑顔で…心は 我が子を想う 慈愛に満ちていた…そんな 家族に 笑顔が 生まれ…初夏の吹く風は 暖かく…微風は通り過ぎていた… 詩人〜今人…
2016.07.03 11:37我が妹よ…小さな頃から 一緒にいた 妹よ… 幼き頃に 私が泣いたら お前が泣いて…お前が泣いたら…私が泣いて… 双子のように 育った 私の妹よ…今は 静かに 心を休めて…我が兄は 何の力にも なってやれず… 我が兄は 何の力にも なってやれず…明日は お前の誕生日だから…小さい ケーキだけど 買ってくよ…喜んでくれると なお 嬉しい…喜んでくれると なお 嬉しい…年子で…同じ歳になる日に 会いに行くよ… 詩人〜今人…