静寂の泉の前に立ち…
ふと…鏡のような湖面に我を見る…
何かにひどく 怯えているよう…
そう…私は 生きる事に 怯えている…
怖くて 辛くて 怖気づき 震えている…
自分自身の姿を見た 私は…
涙を湖面にひと雫 落とした…
小さな波紋が 優しく 広がり…
湖面は本来の私の姿を映し出す…
心配しなくて良いんだよ…
怯えなくて良い…大丈夫…大丈夫だから…
映し出された 自分自身が…
そう語りかけてくる…
涙が 溢れてきた…止まらず 流れ出した…
湖面の波紋は 幾重にも重なり そして…
いつしか 私の心は 透き通った
湖面の清らかな水ような 心になっていた…
私は もう1人の自分に別れをつげ
その場から 立ち去った…
不思議な不思議な…
泉の話は ここだけのお話…
私とあなたの 心の中の お話…
詩人〜今人…
こんにちは…
この泉の様な 場所に
行ってみたい…綺麗だろうなぁ…
0コメント