2017.06.06 03:57生きて行くのが…生きていくのが辛かった 友達だった 側を通るのに怖気付き僕の前に隔てる 無言の人目線が 凝視に変わる冷たい 冬の川のように触れれることなく遠くから 見据える一人で 良かった寂しさなんて忘れていくと思ってた十年たっても あの頃の私が 上目遣いで僕を見る 寂しそうな虐待を受けた飼われていた 犬のように首輪はないあるのは 酷く擦れた後だけが 残っている傷は治っても痛みは忘れないでも 絵は助けてくれた言葉さえも助けてくれた生きようとする 本能は今 心の分厚い皮をやぶり新しい 自分になれたしがらみなんてなんて事ない生きて行くことさえ怖くない 温かい 温もりが側にあるから…詩人〜今人…
2016.11.01 20:21明け方近くの冬の星座…ベランダ越しに 冬の星座オリオン座が 光り輝いている 素晴らしく星たちが瞬くまに 寒空に広がる冬が一気にきた 星たちはなにも語らずしても 感動させる 力を持っている見るものの心を あっとゆうまに奪って行く私は 半袖で 素足が痛いほど ベランダでの寒さを感じて 冷えた体をこすった夜空を見上げると また この季節がやってきたなと 凍てつく夜の寒さは 眠っている わたしの胸の内を引き締めた まるで 外の寒さで顔を洗ったような寒さだった 詩人〜今人…
2016.09.24 12:36寂しすぎた白兎…逢えない時間が長すぎて 寂しすぎた白兎震えながら 命の灯火を 小さく揺らしながらあの人を思い出し 夢を見る雪にお似合い 白兎 人の肌に 包まれる夢を見る 寂しがりやの白兎あの人の腕で包まれて 夢を見る人と同じ 寂しさが季節にリンクする秋の木枯らし吹く前に 誰かが温めてくれないと 儚い寂しさが 灯火を消す誰か来て 誰か愛して そして その温かな 腕で 私の心を抱きしめて 詩人〜今人…
2016.08.13 07:38雪になれ…夏にまばゆい 白い雪 静かに降り行く…地上に 落ちる 雪の涙は 儚く消える切ない想いを 沢山秘めて…私の涙よ 季節外れの 雪になれ夢物語のような 夏の日にしんしんと降る 雪になれ 詩人〜今人…
2016.07.11 10:02薪で焚いた風呂…ふと 実家の昔の お風呂を思い出した…いつも 薪をくべて焚いていた… 灯油を少しかけて 火をつけて…沸くまでは 凄く時間がかかった…冬は 特に 時間がかかって 倍の時間がかかっていた…入る時は 気前良く 上の蓋を あけて…いつも かき混ぜずに あっさり湯をかけてザブンッて入ってたから…そこの方は 真水だった…夏なら嬉しいけど…冬は地獄だった…母はいつも ”かき混ぜて入りよ”って言ってくれるのを わざと入ってたから自業自得だった…そんな 我が家の薪風呂は 今はもうない…懐かしくて…あの頃を 思い出しながら…ベランダから見える 夕焼け空を見ていたら何だか 妙に 寂しくなっていた… &...