2017.05.09 23:10色彩の心…怖い夢に襲われ夜中に起きても家族がいるから今があるたとえ 丑三つ時に目が覚めても 妻の娘の寝顔が見える生きている事光と闇夜に感謝絶えず 繰り返す永遠の 日常の中人は様々な 心を抱えて 生きていく誰かのために生きて 絵を描く私の絵は詩そのもの心の想い…心で感じて 私の想い…届け 色彩の心…詩人〜今人…
2017.05.09 13:54月… 今宵も月が来る 妙にぼんやり月 母は月を見るのが好きで星を見るのが好き私も夜空が好きだから若い時から夜空見た 近くのドブ川にゴイサギ来るジーッと静かに餌を見る月夜の晩にボラが見え夜の静けさに 人気なくゴイの気持ちは 夜に紛れて闇夜に消える 刻が静かに流れたら刻は静かに 止まって見える皆が静かに眠る頃…母も今頃 夜空に 恋をしてるかも。詩人〜今人…
2017.05.09 12:40縁がしめやかに…縁がしめやかに蜘蛛の流れる 糸みたいどこに行こうかどこで 繋がろうか軒の下の燕の姿縁を密かに感じ一人の童謡詩人と失い続けた詩人 金子みすゞさんと中原中也さん悲しみを背負う二人に出逢う…糸は風に乗り繋がっていく 見知らぬ 人と側を歩く あなたとも…繋がる 縁…流れる糸…詩人〜今人…
2017.05.08 18:44真夜中…真夜中の3時街灯がぼやけて見えるたまに こんな田舎に車の音窓をすかした 間から冷気が 涼しく寒いだけど 気持ちいいそう こんな夜中に目覚める隣の娘の寝息もうすぐ 朝来る燕のお喋りが目覚まし5時前また 新しい朝が今日を迎える様々な 事が起こる今日という日が…詩人〜今人…
2017.05.08 13:07草むらに…草むらに踏み込むとトノサマバッタが跳んだ少し先の 草が下がったそちらに 近づくとまたまた 跳んだ捕まえようにも怖くて掴めずトノサマバッタも捕まえられまいと空高く 飛び跳ねた野原の草に 飛ぶ姿が勇ましいその姿を 見ながら私は 夢から醒めた詩人〜今人…
2017.05.08 08:46夕暮れ…夕暮れ時にまた一人燕の姿は今日見えぬ灰色空の暗さが覆い秋の季節ではないが少し 風が肌寒い 車の扉の閉まる音 少しだけ 気持ちが動き娘の声はしないけど 無駄にテレビが鳴り響く見たくもないのに消せばいいのに…詩人〜今人…
2017.05.08 07:33山々で咲く臭う花…山々に白く盛り上がる栗の花 匂い立つ 山の道父はあの匂いを嫌ってた嫌われたくて 咲いてないのに甘い 独特の香りを苦味潰した顔で嫌ってた小さな時から 聞いて来たあんなに 美味しい実になるのに嫌われてるからその体を棘で覆い食べさせるのを嫌う 毬栗が抵抗しているようで何故か面白い…あの甘い香りが栗の実の美味しさだとは誰が知りえようか…詩人〜今人…
2017.05.07 23:26詩の心…詩の心…花の咲く気持ち 生き物の息づかい夕暮れの 切なさ青葉の中の一輪の桜…想い想いの 言葉の表現私は 詩を愛しています 中原中也のように 詩に溺れたい絵を詩に託すように私が私であるために…詩人〜今人…
2017.05.07 13:00季節外れの遅い桜…季節外れの 遅い桜を一輪 見た 高くて 見えないけど 彼女は 咲いていた 新緑の芽吹く葉に混じり淡い桜を見たあれは 幻なんかじゃないあの時見たのが 最後だった君の儚い 微笑みのように看取ってあげたかった手を握ってあげたかった冷たくなる手を 温めてあげたかった…遅咲きの 儚い桜のように一輪のソメイヨシノが微笑んでいるように見えた待っててくれてたんだ僕に会うために 桜がみずから 散らすのをおくらせてくれたんだ…春のツツジ咲く赤い花が満開だったのに桜は儚い 淡い色を恥ずかしげに散らしながら 次の日には君はいなかった… また 来年も出逢いたい散ったはずの 桜は最後まで 命をかけて...
2017.05.07 05:41流れて行こうぞ…堪らぬ体の痛みの中 休む体は 休めずに絶えず 体は動かねばならぬ堪らぬ 心の嘆きの声よ心は泣いても 声は出ぬ空は 曇り行き 明るくはならぬ雨が降るなら 降るがいい降って 土を湿らせ 命の水を染み込ますがいい花は光がなけれど水が欲しかろうに乾いた土に 心に染みる水が欲しいと嘆いている風吹く 草原には 草木が流れ生きている 川のように波打つだろう心も 風のまま 流れて行こうぞ…詩人〜今人…
2017.05.07 04:25消えたいなんて…消えたいなんて 思う日もあった 涙が頬を伝いながら 泣きながら 4歳の娘に怒られてしまった我に帰り 娘の涙を親指で拭いごめんね…人は一人で生きていけない誰かが側にいてくれるのならその人のために 生きよう明日をも 生きれぬ 我が身なら言葉を残して 目を瞑ろう命ある 心が 生きているのなら病の心を追い出そうその力は きっと 心を変えてくれる今の苦しみが 自分だけだとは思わないで 心配してくれて心をくれる人もいるあなたの側には必ずいるから人は一人にはなれないから暗闇は 決して闇ばかりではない光射すところが 必ずあるはず その光に近づいてみてきっと あなたの笑顔が輝いて見えるから たとえ 苦しく 泣く日が多くともその...
2017.05.07 00:22喃語…燕の赤ちゃんが生まれた小さな声で 鳥なりの喃語を喋って 餌を求めている目の開かない 状態でしきりに口を開け親に餌をくれと叫んでいる人間の赤ちゃんもおさるの赤ちゃんも喃語を喋りながら存在意義を 親に求める命あるものもしかして 小さな木の芽や小さな花 大きな花も聴こえない声を出しているのかも聴こえたらいいのに動物や木や花や生きとし生けるものと話が出来たら どんなに癒されるだろうでも 本当は 聴こえないと思っているのかもしれないよね…詩人〜今人…