足元の 野の花を避けながら
春の花に 声をかけながら 写真を撮った
春の風は 呼びかけるように 通り過ぎる
ひょっこりと 土筆が頭をもたげて
こちらを見ている
蓮華が 昔のように咲き誇り 子供に帰る
水の張ってない 田んぼの土は 優しく
ポロポロと崩れながら 手から落ちた
オタマジャクシはまだ見えず
少し 水たまりの自分の顔を 見ながら
卵を探したが 枯葉だけが 幾重にも重なり
茶色い 水たまりとなっていた
田んぼに水を張れば ミジンコも沢山
増えて 春の田んぼらしくなるだろう
海からは 春の風が 河原を上がって行き
暖かい 潮の風が 優しく 頬を撫でる
稚鮎も雨が増えれば 上がってくるだろ
花は オオイヌノフグリが 可愛く咲いていて
まるで 自然の中の 花園のようだった
小さな花の想いは コバルトブルーを想わせ
私の眼に映るのは きっと
青い眼になっていただろうと思う…
詩人〜今人…
自然の中の自分は妖精のように
なっていたように思う
子供の頃の気持ちは きっと 妖精のように
無邪気でいたずらっ子だから…
2コメント
2017.03.28 05:12
2017.03.28 05:12