入れ替わり 入れ替わり 走る車を横目に
人が無言で 通り抜ける
あぁ 鳥が青い空を 切り裂いて 飛んでいく
空間の裂け目から ふと 昨日の私を思い出す
抽象画を認めてもらいたくて 書いている姿
あの頃の私は闇の淵に立っていた
何も見えなかった 生きている自分さえ
思い出させてくれた あの鳥は
神なのかもしれない 私にはそう感じる
昨日を振り返る余裕すらない
現在のこの世に
そんな余裕すら 見せてくれた 一羽の鳥の
切り裂いた 空の裂け目に 気づいた私は
心の日記に深く強く 刻み込んだ
ただ 日にちだけが過ぎ去っていく この世に
きづかせてくれたのだから
詩人〜今人…
ただ 毎日が過ぎているだけじゃない
生きてるんだ ただ 無性に生きてるんだ
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