揺れる 揺れる 洗濯物のパンツがヒラヒラ
風になびいて ヒラヒラ ヒラヒラ
パンツの向こうで ヒバリが鳴いている
ヒバリの向こうじゃ 猫がソロリとソロリ
近づいて来る ヒバリは賢く 空に逃げた
猫は 飼い主が来て 家の中に
抱きかかえられて 目線は空を仰ぎ
名残惜しゅうに 連れていかれる
それを見ていた ヒバリが鳴く
なんて言っているのだろうか
しきりに 鳴いている その声がやけに
台風の去った 青い空に 甲高く 響いていた…
詩人〜今人…
しきりに鳴いていた
猫にざまぁみろと でも 言っているように…
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