2017.05.07 05:41流れて行こうぞ…堪らぬ体の痛みの中 休む体は 休めずに絶えず 体は動かねばならぬ堪らぬ 心の嘆きの声よ心は泣いても 声は出ぬ空は 曇り行き 明るくはならぬ雨が降るなら 降るがいい降って 土を湿らせ 命の水を染み込ますがいい花は光がなけれど水が欲しかろうに乾いた土に 心に染みる水が欲しいと嘆いている風吹く 草原には 草木が流れ生きている 川のように波打つだろう心も 風のまま 流れて行こうぞ…詩人〜今人…
2017.05.07 04:25消えたいなんて…消えたいなんて 思う日もあった 涙が頬を伝いながら 泣きながら 4歳の娘に怒られてしまった我に帰り 娘の涙を親指で拭いごめんね…人は一人で生きていけない誰かが側にいてくれるのならその人のために 生きよう明日をも 生きれぬ 我が身なら言葉を残して 目を瞑ろう命ある 心が 生きているのなら病の心を追い出そうその力は きっと 心を変えてくれる今の苦しみが 自分だけだとは思わないで 心配してくれて心をくれる人もいるあなたの側には必ずいるから人は一人にはなれないから暗闇は 決して闇ばかりではない光射すところが 必ずあるはず その光に近づいてみてきっと あなたの笑顔が輝いて見えるから たとえ 苦しく 泣く日が多くともその...
2017.05.07 00:22喃語…燕の赤ちゃんが生まれた小さな声で 鳥なりの喃語を喋って 餌を求めている目の開かない 状態でしきりに口を開け親に餌をくれと叫んでいる人間の赤ちゃんもおさるの赤ちゃんも喃語を喋りながら存在意義を 親に求める命あるものもしかして 小さな木の芽や小さな花 大きな花も聴こえない声を出しているのかも聴こえたらいいのに動物や木や花や生きとし生けるものと話が出来たら どんなに癒されるだろうでも 本当は 聴こえないと思っているのかもしれないよね…詩人〜今人…
2017.05.06 07:43誰もいない部屋に一人…誰も居なくなった部屋に恐怖に怯え 横たわる 胸が息苦しい何かに 体が反応し怯えている見えないものに対して傷つき 怯え苦しみ刻む 時計の針は 刻々と 夕暮れを教えているたまに ベランダで休む親ツバメが 心を救う本当の孤独とは 体が拒否反応を起こす時寂しさに取り憑かれ頼る者がいない時の悲しさと涙…孤独に支配されようが結局は 一人抗えない 運命…心臓は高鳴りをあげ心は寂しさを露呈する本当に残されたものの絶望感に 人は飲まれていく…寂しさの中で刻の刻む 針を見つめながら…詩人〜今人…
2017.05.05 10:20ゴールデンウィーク…ゴールデンウィークしばらく 歩き家に帰宅足に違和感があり ズボンを脱ぐと何ヶ月も前にした下肢静脈瘤の手術… なるはずのない 脚のひどい浮腫みの跡…押してもしばらく戻らない脚の肉…手術の辛さが戻ってきた…ありえないはずの 体の不調は見えない所で 進行している粘土が脚に引っ付いているかの様に私の足は 陥没する脚は痛みに変わりヘルニアの痛みが追い討ちをかけ 精神状態を不安定にさせるいつまで こんな事が続くのだろうか?子供とキャッチボールやサッカーをしてた頃が暖かくなるごとに思い出される…詩人〜今人…
2017.05.03 13:44見えない痛み…見えない痛みが 神経に突き刺さる体が痛みで 聴こえない声を発するどうしようもない私の神経に 言葉は通じないましてや 痛みの声は身体中に鳴り響く体調までが悪くなり辛くなってくる私は日々闘う 自分の体と精神と痛みと…夜の闇に紛れる 心の声はひょっとしたら闇夜に紛れて嘆いているのかも知れない…詩人〜今人…
2017.05.03 00:07命の中で…掘り返した田んぼに水を入れる前の匂い小さい頃にうなぎを釣りにいくのに畑で掘り起こした 土の匂い大地の仄かな匂い土を食べ 生きる ミミズの匂い 懐かしい 子供の頃の匂いの記憶 優しい 香り命を育む 土の逞しさ母なる大地 重力を遮る厚い土の上に立つ掘り起こしたばかりの土は優しく 足を包む ここで 米は育ち 野菜は育つ 小さな生き物達の力を借りて生きている土は生きてる川の水も 海もその中で 私たちは恩恵を受けている時に自然に怯えながら怖さを知りながら 生きていく 私達… 感謝致します…生きている事に…詩人〜今人…
2017.04.30 22:08鳶と燕の夫婦…鳶が低く飛びながら 家の間近まで 燕の夫婦を狙って 追ってくる生きていくものの運命なのはわかる頼む 逃げておくれ可愛い子供達がこれから産まれるんだ換気扇も脅かさないように つけていない だから 捕まりさえしなければ子育てが出来るはず生き延びて 捕まらずに家族で飛び立つその日まで… 詩人〜今人…
2017.04.30 13:17暗闇が呻いている…暗闇が 呻いている犬とは違う 闇の声が聞こえる月は 雲で隠れ 姿なきものが 闇夜に蠢く夜の怖さを知っているものは気配がわかる 鳥肌が 立つような 寒気立つ 嫌な感じ暗闇の中に 蠢くものは 音もさせずに 忍び寄るむやみに怖がらない方が良い闇の者は それを喜びに変えるたまに 木々を揺らし猫を脅かし存在を人に知らせる ヤバい 何かがいると面白がり 闇夜で踊り人の恐怖を喰らいにかかる後ろは振り向かない方が良い明かりのない 闇夜の道では…前だけを向けば良いただ 真っ直ぐに歩くだけで良い…詩人〜今人…
2017.04.30 04:11空の蒼さを掴む…空を 手で掴みたくて青い空に 手をかざし握りしめる空の蒼さが この手の中に夢を掴むように空に夢を描いて手で握ってみた暖かくもなく 感覚もないでも 夢はそのような物かも知れない 掴みづらいものでも 自分の心の中でその掴んだ夢の形は現実になろうとしている遅い春が来るように43歳になって 初めて春の空を握り締めようとしている もう片方の手で包み込み胸にそっと 入れてみる想いは叶う 諦めなければ誰にでも来る 季節の到来のように掴めない 空の蒼さを掴むようにしっかりと 両手でそっと 胸の心の中にしまい込んだ…詩人〜今人…
2017.04.30 01:38娘のドラキュラ…甘える娘が ドラキュラになり首にガブリ 血を吸われてしまいましたちなみに その都度ドラキュラに噛まれた〜と演技しながら 涎が…べったり父も辛いです…でも 今しか味わえない娘との会話 ちなみに 耳まで引っ張られます…正直耳は痛くはないです…大人になっていくのが寂しい父なのであります…甘えたちゃんの成長が楽しみでもありますでも 寂しい父なのであります…中原中也も こんな気持ちだったのかと思うと 切ないです…元気な娘に感謝です…詩人〜今人…
2017.04.29 10:28夜が降りてきた…夕焼け空から 夜が降りてきた燕は巣に戻り 気配を消している田畑の緑は黒色に染まり電灯の下の タンポポが薄白く ぼやけて家の中には 灯がともり1日の家庭の温もりが春の肌寒い 夜を暖めるカエルの鳴き声はまだ聞こえずあの声を聴くと 心が和み少し窓の隙間を 聴こえるように開ければ 彼らの歌声が 優しく 響く…詩人〜今人…