2021.07.19 10:35孤独どんなに笑ってもさびしさは癒えず棺桶の中にいるような孤独さえ感じる啄木も中也も嘆いていた音楽は言葉とともにあり言葉は曲と手を繋ぐ絵は無言で恥ずかしがりやわたしはひとりでつめを噛むただボーっと暗くなったへやの中
2017.04.29 10:28夜が降りてきた…夕焼け空から 夜が降りてきた燕は巣に戻り 気配を消している田畑の緑は黒色に染まり電灯の下の タンポポが薄白く ぼやけて家の中には 灯がともり1日の家庭の温もりが春の肌寒い 夜を暖めるカエルの鳴き声はまだ聞こえずあの声を聴くと 心が和み少し窓の隙間を 聴こえるように開ければ 彼らの歌声が 優しく 響く…詩人〜今人…
2017.04.26 09:30静かにやってくる…春の肌寒い 曇り空の寂しい夕方に 少し 心切なさを感じている雨さえ 小雨で 静かに降りそそぐその 例えようのない 秋のような 寂しさ心が 寂しく 震えながら揺れている家族が側にいるのに心 寂しい 矛盾な動機に私の心は 何をいいたいんだろう?寂しさが たまに 私を支配するたった一人になったようにまるで 友達のいない傘もささずに 雨に打たれながら 佇む 子供のように小さな頃の記憶が思い出したように 静かにやってくる…詩人〜今人…
2017.04.04 13:26 縁が繋がれました… 縁がまた 繋がれました…鎖のように 繋がりました 夕方の空は桜色に染まり 別れの刻が来る時切なさと寂しさが わたしの心を通り抜けました 燕達が 空を舞い また逢えるからと言っているように 思え飛び行く空を見上げました 海は穏やかで 三人の話は途切れる事はなく 別れを惜しみながらサヨナラを迎えました…車が消えるまで 手を振りました暗くなる空を 見上げながら さようならと心で伝えました… また いつか逢いましょうと言った あの言葉の 約束がまた 叶いますように また 燕が飛び交...
2016.09.21 10:04秋の…秋の 少し肌に触る 風が吹くときには寂しさを感じ 歩いて来た道を 止まり振り返る秋の 虫の音が 聞こえる日の暮れは甘えたい盛りの 娘が引っ付いて 妻が笑う秋の 大木のイチョウの樹が色づいたらその辺が黄色く 絵の具を溶いて 撒いたよう秋の学校の運動会で 息子が妻を背負う時には卒業式までが あっとゆうまだと 寂しくなる秋のお祭りが 終わった後の 通り道を通ると吉田拓郎さんの”祭りのあと”が決まって流れる四季折々の中で 秋が一番寂しい声を大にして言いたい 秋は寂しい私は 秋は 寂しくて 好きです… 私は 秋は 寂しくて 好きなんです… 詩人〜今人…
2016.09.21 07:07いる時には お前が見えなくて…夢を見過ぎちまった 夕焼けのボロアパートに夕陽が差し込んだら カーテン越しに 眩しくて起きた部屋には お前が出て言ったままのまんま全然 変わっていない”いる時には お前の姿が見えなくていない時には お前の姿を探す”台所の食器を真面目に洗ってたらテレビからニュースが流れたろくでもねぇ奴が また つかまったって話いつものくだらねぇ ニュースいる時には 話は聴かなくてさいない時には 聞いてないふりして 話を聴いてた 今は お前が 恋しくてさ 涙なんかも浮かべたりして情けないったらありゃしねぇ いる時には お前の姿が見えなくていない時にはお前の姿を探すいないお前は もう 戻る...
2016.08.31 13:17太陽と月の摩訶不思議…西に傾いて 真っ赤になって 沈んだ 太陽 カラスと一緒に 静かに 山の中に 消えて行く…山もカラスも 丸焼けにならずに 太陽だけが消えていったきっと 地球が出来て ずっと この調子不思議な太陽…どこいった…夜には 月が 東の海から 上がってくる水にも濡れてない 雫も垂れてない冷たそうな 乾いた月が ゆっくり形を変えながら上がってくる 夜なのに 街灯みたいに 街全体を 優しく 照らす太陽みたいに 明るくないけど夜には とっても お似合いの月太陽と月とが お見合いする日があるのも…不思議な 不思議な 摩訶不思議… ...
2016.08.31 10:08水色の空…夕暮れの 薄い 水色の空に 飴玉みたいな 星が キラキラ光ってるあの 絵本の中の お星様みたいに今でも 可愛く 西の空に ここに居るよって教えてくれているそう 私の中の 小さい子が 教えてくれるいつまでも 変わらず キラキラが 皆さんに 見えますように… 詩人〜今人…
2016.08.30 10:45瞬きする間に…夕暮れの 瞬きする間にあの山の上の 夕焼けの色が仄かに 色づいたのが 何も言えずに 切なかった夏の山あいの 谷間を流れる 涼やかな風が 部屋にいても 感じる季節がやって来て そっと なにげに 夏休みの終わりを告げるあの 儚い 蛍の光を見た 切なさとは違う秋寒い 季節の到来が いやおうなしに あたりを寂しく包み程なくして 虫達のオーケストラが 聞こえ始めたら 秋の気配のする日の暮れの 寂しさをとても 優雅なものに してくれた 詩人〜今人…
2016.08.30 07:50裏山の…裏山の 蝉の鳴き声がつい この間までけたたましく鳴いていたのにもう 遠くの方に 忘れかけているあの人との楽しかった 想い出のように 鳴き声が 小さく 小さく 聞こえるなんて 寂しい 秋の移り変わりなんて 肌恋しい 秋の始まり なのか詩を書いていると 感傷な気持ちになるのは 秋の せいにすればいい秋の 蝉の鳴き声の せいにすればいい 詩人〜今人…
2016.08.15 11:09涙が止まらず…涙が止まらず 頬を 雫が伝いながらあの人の 唄を口ずさむ…あの日 味わった 悲しき出来事想い出しながら…やり場のない 寂しさが 拭いきれずに悔しさも 胸にこみ上げて 拳を握りしめ自分自身に問いかけたあの日の事は 忘れよう 忘れてしまおう…過ぎ去った日は 帰ってこない昨日の事だって もう過去の事今を生きる事が 正しい事なら今日を大事に 大事に生きて行こうまだ見ぬ1秒先を 見るつもりで… 詩人〜今人…