2017.05.21 02:02待ち遠しい…明日 待ち遠しい…遠き先祖も 同じ気持ちを味わっていたのか?…時を経て 闇から 赤き陽の目を見る真っ赤に燃え 朝日が心を浄化し…空の蒼さは 深い海の青さ…命の喜び 知り 生きる道を歩む…全てが 繋がる 縁心出逢いは 不思議 何かが導く 人との縁結び男と女以外の 人のえにし永遠に 繋がる縁は 子供に…ゆっくり 繋がり行く…詩人〜今人…
2016.09.01 08:35名も無き道…名も無き 道を 前に進みながらゆっくり ゆっくり 大地を踏みしめ 歩きたまに 空を見上げながら 涙を流し 休むことも 忘れずそれでも 季節を感じることを忘れずにつま先 上にあげながら 土煙など気にせずに前に向かって行けいつしか 足のいく先には名がある 立派な道になっていく今は 信じて 前に行け 自分を信じて前に行け 詩人〜今人…
2016.08.22 14:42闇夜にまぎれて…月の出ない 窶れた闇夜に その悪意のある姿を 闇の中に 溶け込ませ消え失せ 消えていく 存在がいる…見えない 黒い影は 誰もいない 夜の街を 徘徊する…暗闇の蝙蝠のように その黒々とした翼を 音もなしに羽ばたかせ 人の魂を 探しながら 飛んでいる夜には 決して 死にたいなどと呟かない事だ…魂を引き抜く為に そいつは 近くの闇に 音もなしに 潜んでいるその 類い稀な耳で 声を拾い夜空を羽ばたいているのだ…そして 闇で 聞き耳を立てて ソーッと近づいてくるヤツは そこまで来ているのだ… &...
2016.08.18 02:20想い出と旅人…緩やかな風が吹く中…旅人は 小さな丘の樹の根元に腰を掛け 小さな村で買った パンを取り出し 千切って口に放り込む… ふと…上を見上げると 揺れる 樹々の間から見える 元気な 太陽を見ていたら…故郷の 年老いた 父と母を想い出した…”元気でいるだろうか” 目頭が 熱くなって泪が 頬を伝う あの母の言った 言葉が耳の奥で 響いた…旅人は 泪を手の甲で拭い…食べかけの少し大きめのパンを無理やり詰め込んだ…樹の持つ 温かな優しさが 家族を想い出させてくれて 旅人は感謝をした…手で 木に触れ…”ありがとう”と心で呟いて…旅人は小高い丘をゆっくり 道に向かって歩いて行った…空をゆっくり 旋回する鷹が 鳴きながら旅路を 見送ってくれた…...
2016.08.15 08:54届けたい…どこかの誰かに 届けたい心を許せる誰かに 届けたい本当は 人が好き…泣いている誰かに 届けたい苦しんでいる誰かに 届けたい私は Message…を贈ります…小さな 心の 私ですが 人が好きだから 誰かの心に 詩よ 届け…大空に この両手から 羽ばたいて行け… 詩人〜今人…
2016.08.10 10:06川の流れよ…川の流れよ 私を置いて どこへ行く…あの広い 海に出るのなら 私も一緒に連れて行って欲しい…川の流れは もう飽きた…あの満ち引きする 海の中で静かに漂いながら…夜に浮かぶ月を見上げたい…生命を育んできた 母なる海に…抱かれながら…この身を投じ…永遠を感じていたい…そうすれば 我が身が朽ちても…誰にも 知られないから… 詩人〜今人…
2016.08.08 04:10雲ひとつない…雲ひとつない 今日の空の蒼さが…私の中で広がっていく…目を閉じると…心の中に いるよう…どこまでも 蒼い…果てのない世界が…私を包む…不思議な世界…見たこともない世界が…この先にはある…空の上には宇宙が…見渡す限りの蒼の先には…行ったことのない知らない世界がある…果てを見るのも 夢があっていい…今を見つめて 大事な物をみるのもいい…気がつければ…本当に…生きているって 素晴らしい…生きているって 素晴らしい… 詩人〜今人…
2016.08.07 11:50カブトムシの旅路…小さな 小さな牢屋に…閉じ込められた…カブトムシ…夏の夜空に 旅に出た…しばらく、網戸に引っ付いて…羽をバタバタ スッテンコロリ…起き上がれないから 助け舟…必死に もがいて 夏の夜空に飛んでった…だけど、名残惜しくて 舞い戻り…次こそ 心に決めて 旅に出た…カブトムシは夏しか生きれぬ… 儚い命を背負い…自然の森に 旅に出た…ありがとうを…夜空に向かって言いながら…羽音だけが…耳の奥で木霊した… 詩人〜今人…
2016.08.01 12:46夜空の星達…夜空の星達 囁く夜は…旅人が 何処かに 一人歩き…心配されるの 分かっていながら…闇夜の道に迷い込む…そんな旅人の行く先を暗示して…月も夜道を照らしてくれる…見守られながらの 夜の道…ヒヤヒヤしながら 心配かける…旅人は困った事しか しないダメな人…皆んなが こんなに 心配してるのを分かっていながら 一人旅…そんな旅人が みんな好き…だから 皆んなは放っておけない…今宵も 心配かける 旅人でありました… 詩人〜今人…
2016.08.01 08:27大きな輪の中で…窓辺から みえる 蒼い空の向こうにあの 真っ暗な宇宙が広がっているなんて思えない…星達のざわめきは…今は聴こえない…いま聞こえるのは…生き物の精一杯の命のざわめきと…人が作りし単調な音しかしない…後は…無に等しい…何も聞こえない…生きている事に気付いたのは…喉の渇きがあるから…水が欲しいと言っている…それだけで 十分…それだけで…生きていると言う実感がある…そして…人が人らしく 生きている事は…当たり前ではなく…生かされているという事…運命とゆう…大きな 大きな輪の中で… 詩人〜今人…
2016.07.28 02:06想いの羽…色々な家から 想いの羽がついた…言葉が飛び立っていく…白いのや…青い色…黄色や緑…たまには 黒いのや灰色…紫色…ゆっくり飛んで行くのや…急いで行くのもある…フラフラしながら飛んでいくのもあるそんな時は 心配になったりする…人の想いは 絶えず 羽ばたいている…力をなくした 言葉や怒りの言葉…感情が 切なく…悲しく…涙を流しながら飛んでいく…羽は 今も 私の家から…パタパタ 羽ばたいていく… のんきな言葉は 晴れた空に向かってフワフワ 風に吹かれて 飛んでいく… 詩人〜今人…
2016.07.27 15:52夜旅をする旅人…月がある晩に…夜旅をする旅人にいいました…あなたは 何故 夜旅をするの…旅人は 悲しそうな顔をしていいました…夜なら 誰にも 会わないからだよと…涙を流しても 誰にもわからないと…月は 旅人にこう言いました…ならば 太陽にこう言いましょう…あなたが 笑顔になるように…いつも にこやかにしていろと…旅人はそんな 不可能なことは無理だよと月に言いました…私は 太陽と仲がいいから 出来ますよと言い返しました…そして…次の日の朝…目が覚めた時には 太陽は…もう 上がっていました…そして…太陽を見ると あまりに眩しくて…笑っているのか…笑ってないのか…わからなかったそうです…旅人は それを見て 大笑いしたそうです…それからは 夜の月に感謝をして今では…月の光を浴...