2017.04.30 13:17暗闇が呻いている…暗闇が 呻いている犬とは違う 闇の声が聞こえる月は 雲で隠れ 姿なきものが 闇夜に蠢く夜の怖さを知っているものは気配がわかる 鳥肌が 立つような 寒気立つ 嫌な感じ暗闇の中に 蠢くものは 音もさせずに 忍び寄るむやみに怖がらない方が良い闇の者は それを喜びに変えるたまに 木々を揺らし猫を脅かし存在を人に知らせる ヤバい 何かがいると面白がり 闇夜で踊り人の恐怖を喰らいにかかる後ろは振り向かない方が良い明かりのない 闇夜の道では…前だけを向けば良いただ 真っ直ぐに歩くだけで良い…詩人〜今人…
2017.04.30 04:11空の蒼さを掴む…空を 手で掴みたくて青い空に 手をかざし握りしめる空の蒼さが この手の中に夢を掴むように空に夢を描いて手で握ってみた暖かくもなく 感覚もないでも 夢はそのような物かも知れない 掴みづらいものでも 自分の心の中でその掴んだ夢の形は現実になろうとしている遅い春が来るように43歳になって 初めて春の空を握り締めようとしている もう片方の手で包み込み胸にそっと 入れてみる想いは叶う 諦めなければ誰にでも来る 季節の到来のように掴めない 空の蒼さを掴むようにしっかりと 両手でそっと 胸の心の中にしまい込んだ…詩人〜今人…
2017.04.30 01:38娘のドラキュラ…甘える娘が ドラキュラになり首にガブリ 血を吸われてしまいましたちなみに その都度ドラキュラに噛まれた〜と演技しながら 涎が…べったり父も辛いです…でも 今しか味わえない娘との会話 ちなみに 耳まで引っ張られます…正直耳は痛くはないです…大人になっていくのが寂しい父なのであります…甘えたちゃんの成長が楽しみでもありますでも 寂しい父なのであります…中原中也も こんな気持ちだったのかと思うと 切ないです…元気な娘に感謝です…詩人〜今人…
2017.04.29 10:28夜が降りてきた…夕焼け空から 夜が降りてきた燕は巣に戻り 気配を消している田畑の緑は黒色に染まり電灯の下の タンポポが薄白く ぼやけて家の中には 灯がともり1日の家庭の温もりが春の肌寒い 夜を暖めるカエルの鳴き声はまだ聞こえずあの声を聴くと 心が和み少し窓の隙間を 聴こえるように開ければ 彼らの歌声が 優しく 響く…詩人〜今人…
2017.04.29 09:03心で見て…心で見て欲しい私の絵は 同じものはない人と同じように同じ者はいない浜辺の石さえ 形は似ているが同じ物はない心で見て欲しい描き方云々なら 見ないでいいただ やさしい気持ちで見て欲しい同じように見えるのは外見で見ているから心で見て欲しいそれが絵を 見るという事外見で判断する人に私の絵はわからないそんなに 絵を描くのは簡単じゃない綺麗な絵がかけても心がこもってないとわかってしまう…私は心が伝わる そんな 絵描きになりたい心で絵を見てくれる人が一人でも 増えますように…詩人〜今人…
2017.04.28 01:39ギターの神様…パパへ…私の愛する B.B.Kingあなたのギターと声は 震えるほどに 心に響き渡り 目を瞑り 体が揺れるほど 酔いしれ 陶酔しますあなたは 本当に素晴らしかった…みんなに心から 愛されギターに心底 愛され本当に 大好きなパパです今でも 大事な私の偉大なアーティストですそして bluesを心から好きにさせてくれたたった一人のギターの神様です…あなたに出逢えて幸せですそして 心から愛しています天国にいる 愛するパパへ…詩人〜今人…
2017.04.26 09:30静かにやってくる…春の肌寒い 曇り空の寂しい夕方に 少し 心切なさを感じている雨さえ 小雨で 静かに降りそそぐその 例えようのない 秋のような 寂しさ心が 寂しく 震えながら揺れている家族が側にいるのに心 寂しい 矛盾な動機に私の心は 何をいいたいんだろう?寂しさが たまに 私を支配するたった一人になったようにまるで 友達のいない傘もささずに 雨に打たれながら 佇む 子供のように小さな頃の記憶が思い出したように 静かにやってくる…詩人〜今人…
2017.04.25 06:18燕と妻…春の燕の飛来する日からここぞと決めた 二羽の燕の夫婦泥団子や藁など 積み上げる事に一生懸命ごめんねと言いながら土を払い続けていたけど二羽の献身的な 愛の巣作りの姿に妻が負け 作る場所を 確保してあげたこれで 子育てが出来るよ!卵落とさないようにしっかり 夫婦で育ててね 去年の子供達が 帰ってきたら自然の営みが 微笑ましく子燕の鳴く 声が早く聴きたい…きっと 賑やかになるに違いない詩人〜今人…
2017.04.24 07:15眠る…眠る…眠る 眠る起きては眠り 起きては眠り春の豊かな風に 魅入られながら 知らず 知らずに 眠りの中に今日も 燕が 軒先でピーチクパーチク 早口言葉起きたら だーれもいませんでしたTVが勝手気ままに 喋ってるだけで 頭もまだぼんやり 夢の中もうすぐ うちの娘が元気に帰ってくるお話いっぱい連れて元気な 声で ただいま!と 言いながら…詩人〜今人…
2017.04.23 07:31虚無の世界…誰もいない 午後不安感に襲われる自分がいるまるで 何もない 白い部屋に閉じ込められているよう落ち着かなくてイヤホンから音楽を流す必死に歌に集中するほど怖さが 私を包むそして 今 家族が帰って来た…安堵感から 涙が出そうになるいや もう 瞼にためている怖さに押しつぶされそうになり恐怖が襲って来ているすぐには 落ち着かずに体が強張り 震えているいつから こんな 風になったのか心の病は 自分との闘いわかってる…わかってるんだ…白い部屋に閉じ込められたような落ち着かない気持ち闇の中はまだ 孤独を知っている暗闇はまだ 落ち着く あの頃とは違う言い難い 虚無の世界は心の中に存在する孤独になればわかるさ…本当の心の闇は 暗闇なんかじゃない闇なんか...
2017.04.23 05:21幸せの感じ方…前の砂浜の小石は 熱を持ちもう 裸足で砂浜遊びも楽しいだろう鳶は空高く 悠々と飛び鋭き眼光で地上を見回し空を気持ちよく 旋回している満ち引きする波は 春の磯に 潮溜まりを作り小さな水族館が出来上がる見るのが楽しみになり様々な生き物が見え隠れする稚鮎は 春の増水した川を小さな魚体を キラキラ光らせながら苔を食み 少しずつ上を目指しているだろう菜の花畑には 沢山の蜜蜂がせわしなく 動きながらせっせと蜜を 運ぶ姿も見えていた小さな子は 休みの日に春の風吹く 公園で無邪気な天使になっているだろうそれぞれの春の到来に命は燦々と輝き夢にまで見た 新緑の世界に幸せを感じているだろう人は日頃の小さな幸せにすら心を忘れ 心は壊れていく小さな幸せすら ...
2017.04.23 03:46大人になった子供達よ…春晴れの 雲ひとつない空に軒の下に 幾度も 通い詰める 泥を加えてくる燕よ巣を作らせてあげたいが巣をこしらえる場所があまりに良くないのだ何故なら 風に揺られ乾いている 洗濯物がお尻から出す 糞が落ちまた 洗い直さなきゃならないのだ子育ても しなきゃならないのはわかるが どうしても場所が良くないのだ言葉がわかれば 一言声をかけるがそうもいかない 人とは身勝手な生き物なのだお前達は早く 子やらいを済ませたいだろうが本当に燕よ 申し訳ない 春の風と共に来た 去年の可愛い大人になった 子供達よ…詩人〜今人…