春晴れの 雲ひとつない空に
軒の下に 幾度も 通い詰める
泥を加えてくる燕よ
巣を作らせてあげたいが
巣をこしらえる場所が
あまりに良くないのだ
何故なら 風に揺られ
乾いている 洗濯物が
お尻から出す 糞が落ち
また 洗い直さなきゃならないのだ
子育ても しなきゃならないのは
わかるが どうしても
場所が良くないのだ
言葉がわかれば 一言声をかけるが
そうもいかない
人とは身勝手な生き物なのだ
お前達は早く 子やらいを
済ませたいだろうが
本当に燕よ 申し訳ない
春の風と共に来た
去年の可愛い
大人になった 子供達よ…
詩人〜今人…
燕が大好きなのですが
どうしても なんとも
ならないのです…
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