2016.10.01 00:23いいんじゃない…長い 長い 道だから 少しくらいは寄り道 いいんじゃない長い 長い 付き合いだから たまには お疲れ様いつもありがとうって 家族に いいんじゃない長い 長い くくった紐の硬い結び目もう そろそろ 解いたっていいんじゃない長い 長い 道のりを来た お父さん お母さんに感謝のありがとう たまには いいんじゃない長い 長い 苦しみがある方へ 詩を書いても気持ちが伝わるから 書いてもいいんじゃない 長い 長い わだかまりが ある方へ私と一緒に 同じ道を歩いてもいいんじゃない 詩人〜今人…
2016.09.24 10:21歯を食いしばって…歯を食いしばって 涙を出さずにいても仕方なしに ボロボロ ボロボロ 涙が下に下に 滴り落ちて 大粒の雨になる昨日まで 開いていた 視力を失うが如く知らず知らずに 体を蝕んでいってた精神が 宙に浮かび 捉えようのない 次元に飛んで行ってしまったように人は 突然 その生きる力を失う無気力までの 使えない電信柱のようにコンクリートの柱は 用もなく立ち尽くすわかってくれる誰かが欲しいけどわかってもらえないもどかしさが胸の焦燥感を煽り 不安感が押し寄せるただ 居てくれるだけでいいただ 居て欲しい頑張りが続くように そばにいて欲しい ...
2016.09.16 22:02静けさの中…朝の静けさの中 また 虫たちのオーケストラが続くそして私は秋を感じている 肌が 扇風機が寒いと言っているから体を横たえて スイッチを押して消したら 自然の虫たちのオーケストラだけが響きわたっていた 秋の虫はどれもが 子孫 &nbs...
2016.09.09 23:40風が教えてくれた 親孝行…部屋を通り過ぎた 風が ふと 教えてくれた父に親孝行しようと 思い立って 電話をした私は 父と母と妻を連れて急遽 温泉に向かった山の上の風は 涼しさが増して 秋を沢山実らせ 黄色いろが目立つ風景がまばらに見えた 私は 覚束ない 父の姿を見て あの頃の父の逞しい漁師の体はもうない事を改めて知ることになる…背中は曲がり 頬はこけて 手には 痣が沢山繋いだ手が 心なしか 微かに震えていたシャワーをかけて、タオルで石鹸つけて曲がりくねった人生のような浮き出た背中を優しく洗いながら こう言った”おまんのあの時の体はもうないね…お父ちゃん”そうゆうと”そりゃそうよ”と父が返してきた 何気無い会話に 周りの男達が 耳を澄ませていたこの体に 支えてもらいなが...
2016.09.02 13:35蔦で覆い尽くされた店…あの沢山の蔦で覆い尽くされた隠れ家か幽霊屋敷の雰囲気を出すコーヒー屋さん ”純”中に入ると 珈琲豆の香りとお洒落なジャズが 古めかしい店内を流れザルにコーヒー豆 沢山入れてザッザッザッと選別している 無口だけど 珈琲好きな マスターがいる好きなコーヒーは 決まって ウインナー珈琲 上に沢山の泡のようなクリームがモリモリに乗っかっている少し スプーンですくって食べると甘くて 優しい 極上の旨さ側には 手書きの 日付入りの ノートがあり想い出を記して 置いておける 優しい気遣いあの世界は 昭和初期の 素敵な空間ドアから 入ったら タイムスリップするあの店に また 想い出を記しに行こう…美味しいウインナー珈琲と優しい ...
2016.09.02 06:56休ませてあげなくちゃ…晴れた日に 心が 落ち込んだって 良いよ樹の木陰で 少し 休憩したって 良いじゃない曇りの日に 涙を流したって 良いよきっと 雲の向こうの太陽も 寝てるかもだから 見られないから 泣いちゃいな雨の陽に 悩んで辛い時には軒から落ちる雨音に そっと耳を澄ましてきっと 素敵な 自然の音楽になってるから辛い時ほど 自然と会話してみて大事な 何かを 教えてくれるから私は そうして 自然と会話してきた自分と 闘うのも 必要だけど たまには休ませてあげなくちゃ大事な大事な 自分を大切にして かけがえのない 自分を大切にしてあんまり 自分を苛めると 心が風邪を引いちゃうからそれじゃあ あんまりに 可哀想だから… &n...
2016.08.23 05:36揺られる小舟…小舟は 煌めく 水面に揺られ 浮かんでいるオールは揺れながら 水に浸って 触られる事なく 風吹く波に 力を失う眩しく その姿を見せない 太陽に 照らされ小舟は 繋がれる事なく 水の上で 静かに佇んでいる… 風に吹かれて 行くあてもなく自然に任せて 想いのままに 刻を忘れる聴こえるのは 波を受けた 船底が 波を受けて チャプッ チャプッと可愛い音を出しながら 揺れている…あの小舟のように 漂っていたい…自然に身を任せ 流されるままに太陽に 見つめられながら… 詩人〜今人…
2016.08.12 00:50手紙と旅人…旅を続けていた 旅人は 今日は 森のはずれにある 切り株に座り手紙を書き始めました ”私を知っている あなたへ今 小鳥がさえずる 森の外れの古い切り株に座り この手紙をしたためて 想いを書いています この手紙を見てくれるあなたは とても 優しい方だとお見受けします私は 詩を書きながら 旅をしています色んな所で 想いのままに 書き そして 誰かに私の詩を見てもらいたいから詩を書いています私の詩とは 想いです 皆さんに書いている想いやあなたに書いている詩にも 見えるかも知れません全ては 私の心が書く 想いの詩ですこの手紙は この切り株の上に 置いていきますよろしければ そっと読んで そっと同じ場所...
2016.07.28 03:13目を瞑る…波打ち際に来て 座り…目を瞑る…満潮になるにつれて… 潮が打ち寄せ…小さな石や大きな石…貝殻達が…こすれ合い…ぶつかり合い…色んな音になって 両耳から 入ってくる…まるで…目をつぶっていると…頭の中に 海があり…波打ち際があるように感じる…その内…トンビも飛んでいて…声も聞こえる…ボラも跳ねて…ドッポーンと音がする…波打ち際もただ 寄せては返すのではなく…離岸流の波と波がぶつかり合う音までする…目を開けている世界とは違う…音が支配する まったく別の世界にいる…暗闇で真っ暗…なにも見えない…でも…音がして そこに映像が生まれ…音から想像通りの 世界がみえます…私はたまに…音だけの世界が好きだから…誰も聞かない…音だけの世界に旅立ちます…色んな音が 聞こえ...
2016.07.25 19:50人の心に向日葵の花…人の心に いつも 向日葵の花が咲きますようにと 願っています…絶えず 辛さも 悲しさも 切なさも体の一部だと 向日葵の花が言ってます…もちろん 向日葵も 咲き続ける辛さもある筈ですが…振る舞いは 笑顔です…そんな 向日葵のような 笑顔でいつも ありたいと私も思います…でも 向日葵にも…たまには 安らぎも必要です…だから 向日葵の花を皆んなが褒めてくれます…それが 向日葵の花の咲き続ける姿に 私には見えます…だから 向日葵のような 人になりたいと願います… 絶えず 笑顔を絶やさない…黄色い笑顔で 私はありたい…だって 人が悲しむのが…私には 辛いから… &...
2016.07.21 02:47優しい人…優しい人は 知らず知らずに重荷を 背負い…そして…まだ その体で 頑張ろうとする…花も同じで 咲き続ける事は出来ない…いつかは 枯れる時がくる…花がそう 教えてくれている…人の心も同じで…頑張りすぎない…いつかは 反動が 帰ってくるのだから…あなたのペースで…あなたの歩幅で…歩く事には 変わりはないのだから… 詩人〜今人…