2017.05.13 14:13広いお空…鳥の羽 一枚抜けた鳥の羽 二枚抜けた鳥の羽 3枚抜けた心の羽 気づかず折れた空に飛べない 私鳥心の羽はもう生えないだって 飛ぶ気が失せたから 代わりに 逃げるの早くなり靴も履かずに急ぎ足鳴き声聞こえず声出ない抜けた 心の羽の後寂しそうに後だらけ飛べなくなった私鳥広いお空を見上げてる広いお空を見上げてる詩人〜今人…
2017.05.11 20:59朝から…朝から 辛い夢を見た障害者になる前の夢何も出来くなった虚無に支配される夢私は 辛かった子供の笑い顔が辛かった笑いかけてあげてさえあげれなくてでも 今は 私は抽象画詩人絵を詩にして語る者…絵を言葉にして語る詩人…私は負けない運命は決まっていてももし この身が朽ちようとも私は奏で続ける見えないハープを弾きながらこんな私ですが私を好きだと言ってくれる方の為に前進します…赤い朝日に向かって…詩人〜今人…
2016.09.29 11:51旅人の旅…旅人のことを知っている者は 森の動物達だけ 暗い森から 賑やかな街砂の砂漠、海の見える海岸の街 色んな所に行ったそんな中で 出会うのは人より 動物達だけが多かったそう 旅人は人が苦手だった 森の動物達はすぐに友達になれるから旅人は心を許せた 今日も 足を怪我している鹿を手当てしてあげた鹿は何度も振り返りながら 子供達を連れ日の差し込んだ 場所から 山奥に消えて行った旅人は少し微笑みながら小さく手を振った旅人は 苦手になった 人をまた好きになる為に長い旅に出たのだったそれでは 旅人のお話は また今度… 詩人〜今人…
2016.09.26 08:25見えない橋…見えない橋を渡るのは 怖い見えない橋は 透明なもの一歩踏み出せば 崖 一歩踏み出せば 世界が変わる 私の前の 今までの生活が変わるチャンス…そう思いながら 一歩が踏み出せない透明な橋だと言われたら 信じるしかない私は 恐る恐る 見えない橋に 足をかける感触が伝わらない不安が私を逃げ腰にさせるその崖の向こうにある世界に 一歩を踏み出せる日が もうすぐやってくる後は勇気だけ…前に進む覚悟はできている… 詩人〜今人…
2016.09.25 04:34空を憶えている…この似たような 空を憶えている乳白色に灰色が混じっている 曇り空が私には語りかけているよう”もう 嫌な出来事は忘れよ もう忘れよと”道はずっと 前に続いている 歩いて行ける先は行き止まりかも知らず 迂回路があるやも知れず素敵な人生を変えるような 出逢いがあるやも知れずだから 前に少しずつ 少しずつ 歩いてみようその足を休ませながら その体を休ませながらまだ見ぬ道は まだまだ遥か遠い 詩人〜今人…
2016.09.24 20:04眠れない夜…眠れない夜が来た静寂の中のサイレント映画繰り返される黒と白の映像美に 心奪われ中の人が せわしなく夜を演出する 眠れない住人が主役の闇夜の劇リアルな描写に亡くなった チャップリンさえ 驚くだろう涙は流しても 夜には見えない ただし眠れない人々の 心は 間違いなく 映像として映し出されていた 詩人〜今人…
2016.09.16 22:02静けさの中…朝の静けさの中 また 虫たちのオーケストラが続くそして私は秋を感じている 肌が 扇風機が寒いと言っているから体を横たえて スイッチを押して消したら 自然の虫たちのオーケストラだけが響きわたっていた 秋の虫はどれもが 子孫 &nbs...
2016.09.16 06:28100メートル先の…あの 渡りたい 100メートル先の横断歩道の信号が点滅している走った ガムシャラに 息を切らし 筋肉が硬直して 弾けるくらいに夏の終わりの空気は秋模様…汗は まだ夏を ずっと忘れていない寒い寒い木枯らし吹くまで 夏を忘れない緑から黄色に彩られる季節は 一年に一回訪れ また 季節を忘れる しんみりとした 雪が舞う その季節まで気持ちは揺らぐけどあの 横断歩道の点滅に間に合えばあの子に告白する 間に合えばだけど…僕は走った あの横断歩道を渡るために…勇気を持って 決意する為に 詩人〜今人…
2016.09.04 04:07命の火が足りぬ…私の言葉には 命の火が足りぬ私の言葉には 夏の蝉のような 命を削ってまで鳴く 想いの火が足りぬしかし たとえ 誰が その火を消そうとも その火は消えまい 火の鳥より貰えしその命の火は 誰にも消せはしない言葉に 命がないと言うのなら 私の生きる命がないという事果たしてそうなのか それはわからぬ事わかろうともせぬものには 私の言葉の火は見えぬと同じ 見かけで判断するものには私の 想いは消せまいて私の 想いは 吹いて消すような マッチの火とは 違うのだから 詩人〜今人…
2016.09.03 07:36私が生まれた町…私が生まれた町には 港があり昔は 大小の船が 所狭しと浮いていたでも 今はもう あの頃の 面影のあった船はほとんど 焼き払われて もう無いあの 荒波にも 立ち向かっていった港の屈強な漁師達も 歳には勝てず 竿ではなくそれぞれが 杖を握って歩いている港に これから やってくる 北のカモメさえも餌のおこぼれも もらえずに今年も 鳴きながら 虚しく空を飛ぶだけだろう昔に 賑わっていた筈の あの頃の 港は 今ではもう 風に晒され 風化しながら秋を また迎えようとしている 詩人〜今人…
2016.08.21 04:13寄り添う…貴方の愛が 変わらないものならば 私は愛を一生かけて 囁こう その想いが本物なら この身が 灰になる時が来ても 高い 何処かの頂上から 空に灰を飛ばしてくれたら 私は 広い空から見守り続けよう もし 私の 詩が あなたの心に残りあなたの 心に 寄り添えられるのなら地上にある 高い木の根元に 私の詩を紙に書いて 埋めて欲しい…生きている 意味を求め続ける 寂しい人間だけど どこかで 関わりを持っていたいあなたの 為に 生きる力になりたい人の心に 感動を残すような 人になりたいたった一人でいい 私の詩が あなたの温かな 心に 小さな花として 咲けば幸せ… &n...
2016.08.18 00:02蟻の一歩…蟻の一歩は 人の一歩には敵わないかも知れないでも ”蟻を笑うべからず 蟻を讃えよ”蟻の一歩は 着実に 前を向いている小さき 一歩が 揺るがない一歩になるなら蟻を馬鹿になど出来ない 蟻の行列は 生きていくというそれのみに 執着している私も 蟻の様に なりたい 一人の女王の為に歩みを止めない 蟻の様になりたい 詩人〜今人…