2016.12.04 06:32曇り空が嫌いだ…曇り空が 嫌いだ頭の中で進むのを邪魔する 煙のやうに払っても 払っても 煙は回るだけで 舞い狂ういい加減にしてくれ いい加減に前さえ見えない この私の世界を取り巻く白いモヤモヤが晴れない 晴れてくれ息さえ 苦しく 生きることさえ制限され縛り付ける もう うんざりだ もう 自我が崩壊しそうだ 詩人〜今人…
2016.10.19 21:32上り坂道…ゆる〜く坂道を登って言ったらいつかは 下るときだってくるその時には上がった分だけ坂道もあるけど きっと下まで降り切れるさだって 辛い上がり道を登って来たんだもん 詩人〜今人…届いてわたしの想いよ
2016.10.08 23:48届かぬ空に届かぬ空に 右手を天に差し出して届かぬ天に 両手を差し出して空には 人の心の中を 映し出す鏡答えは そう簡単には帰ってこないでも あの吸い込まれそうな 心が晴れ渡るような青空や 夕日の切なさや人生にかかる曇り空や 悲しい雨雲喝をいれてくれる稲光りの一閃色んな心を映し出してくれるだから 空にたまに 助けを求めるの広い 広い 心を持つ あの人の空のように 詩人〜今人…
2016.10.02 11:58愛を失った…私は 愛を失った 漂うだけの海カモメ餌をたらふく食い 満腹になって 漂う 水の中も 煌めく鰯の鱗の光だけが 虚しく光り波が揺れながら 太陽の光が 水面と揺れ静かさだけが 海にはあった朝にも 昼にも 夜にも 同じ時は流れずあの海の水面の煌めきだけが 反射するキラキラ光り キラキラゆれて曇れば鈍い黒色になって 海は漂う何も語らず 何も語らずに揺れるだけ想い出も 今は 漂うだけだった 詩人〜今人…
2016.09.24 01:45家族4人で…家族が出来て 4人で お風呂にも 入ってたけどいつしか 息子は 1人で 入るようになってた大人の階段を 一歩つづ上がり今、中学最後の運動会を 見ている曇り空で 雨は降りそうだけど 自閉症の息子の成長は 青空のように 蒼く爽やかだ…そんな 息子に 愛情一杯の黄色い声援が沢山飛んでいる… 詩人〜今人…
2016.09.20 04:55人の心に触れた時…人の心に触れた時には暖かい 心に 爽やかな風が吹くそっと 目を閉じ 風を体で受け止めただ 一言だけ ありがとう…と呟く弱いからこそ 強くなれる気がする 私は 少しでも 強くなれる気がしている 弱い人なんかいないんだよだって 皆んな生きてる限り 何かと闘っているただ 触れ合わないから わからない心を開いて あなたの優しさが 人を救うから今 心にある曇った空を 青い風が吹き 何処かに 連れ去ってくれた胸が透明になり 青い空が 映り込むなぜか懐かしい 童謡が 風と共に響いてくる 小さい頃によく 遊んだあの歌のフレーズが… ...
2016.09.19 22:45自然の報復…不動の山々が 大風に木を揺さぶられ 猛り狂う 海が 白い波となり 人が作った 消波ブロックに予想外の波となって 激しく打ち寄せる 川は 増水し 黄金色した 稲を水で覆い隠してあらゆる物が 流されていく空は暗雲が立ち込み 時折 不安さえ植え付ける免れない 自然の猛威は 人には止められぬものもっとも 恐るべきは 自然が織りなす人間への報復と全てを無に帰すこと…彼らの 怒りは 止まることを知らない人は勝てぬ 何も出来ずに ただ 立ち尽くす人は勝てぬ 何も出来ずに ただ 従うのみただ ジッと 怒りがおさまるまで 待つだけ 詩人〜...
2016.09.15 03:04波乱に満ちた…車から見る 曇り空は 波乱に満ちた空が大きく広がり 気持ちを落ち込ませる何台もの車にすれ違い 知らない誰かの顔を見るのは 稲光を見るように一瞬だけ人との付き合いも 一瞬だけならいいな我がままな事かもしれないけど 大事な人とは長く話していたい…時間を忘れて ただ ただ 語らっていたいそうしたら あの空の暗雲立ち込めた 曇り空を忘れる事が 今なら忘れれそうで… 詩人〜今人…
2016.09.11 23:43家に帰れない…自分で作った 家に帰れなくなった彷徨い 歩かねばならぬ彷徨いの果てに 明日は 見えない自分の家の 玄関のドアを 忘れてしまった近くの子供が クスクス笑ってる指差して 笑ってる帰れなくなったから 面白そうに笑ってる空のカラスが馬鹿にするように鳴いている暗い空は カラスに何も言えないで 見ぬふり 聞かぬふり迷っていた私は 誰に問う 誰に問うあの家に帰れなければ 空はずっと曇り空雲の上の太陽が 心配そうに私を見てる雲間の間から 悲しい顔で 泣きそうに 詩人〜今人…
2016.09.07 13:42淀んだ雲の様に…淀んだ雲の様に 頭の中に 灰色の雲がかかる まるで 深い霧の中にいる様に 思考が 戸惑い 行き場をなくす行き先がわからず 一つ踏み出せば 目の前が崖がある場所を 歩いていた 知らないと言う事は 恐れをしらないと言う事 例えば 命を失うかもしれない 危険と隣り合わせだったと思う事が幾度かあった下の見えない 崖の底には 黒い瘴気の海が 渦巻いていた 詩人〜今人…
2016.08.28 05:36命は震え…吹きすさぶ 風を纏いて黒々とした 空の闇雲が 水龍をたずさえ 稲光りと ともに やって来る海は 激しく 怒り狂い 白波が磯場を打ち付け時折 背丈よりも高い波が浜全域を飲み込む 波となりまるで 命を持って 生きているように打ち寄せれば空からは 轟を響かせながら 龍の嘆きが稲光りとなって 撃ち落とされ荒んだ心に 怒号が激しく 響き渡る命は 震えあがり 声にすらならない 小さき子は 瞬間の劈く音に震え上がり その 怖さに 親に 助けを求め抱きついて 離れなかった 詩人〜今人…
2016.08.22 14:42闇夜にまぎれて…月の出ない 窶れた闇夜に その悪意のある姿を 闇の中に 溶け込ませ消え失せ 消えていく 存在がいる…見えない 黒い影は 誰もいない 夜の街を 徘徊する…暗闇の蝙蝠のように その黒々とした翼を 音もなしに羽ばたかせ 人の魂を 探しながら 飛んでいる夜には 決して 死にたいなどと呟かない事だ…魂を引き抜く為に そいつは 近くの闇に 音もなしに 潜んでいるその 類い稀な耳で 声を拾い夜空を羽ばたいているのだ…そして 闇で 聞き耳を立てて ソーッと近づいてくるヤツは そこまで来ているのだ… &...