2017.05.03 00:07命の中で…掘り返した田んぼに水を入れる前の匂い小さい頃にうなぎを釣りにいくのに畑で掘り起こした 土の匂い大地の仄かな匂い土を食べ 生きる ミミズの匂い 懐かしい 子供の頃の匂いの記憶 優しい 香り命を育む 土の逞しさ母なる大地 重力を遮る厚い土の上に立つ掘り起こしたばかりの土は優しく 足を包む ここで 米は育ち 野菜は育つ 小さな生き物達の力を借りて生きている土は生きてる川の水も 海もその中で 私たちは恩恵を受けている時に自然に怯えながら怖さを知りながら 生きていく 私達… 感謝致します…生きている事に…詩人〜今人…
2016.07.27 03:10ありがとう…暑い陽射しの中…農家の人達が…少し早い 稲刈りをしている…ここまで来るのには長い…長い… 月日が経ち…春の掘り起こされた 田んぼに…清らかな 生きた 山水を流し…広い田んぼに水を張り…オタマジャクシやカエル…蛇からドジョウまで、小さいものはミジンコまで、生命達が生まれ…そして…その生き物達の住む命育む 田んぼに 小さいお米の苗を…植え付け…時には 風に揺られ…時には…激しい雨を浴び…嵐を経験し…辛い 日照りすら 経験して…やっとの事で…命の結晶を沢山つけた稲は 今…こうして…炎天下の中 人々に 苦労をして刈り取られ…田んぼで 干され…そして…店に並んだり…農家で分けて貰ったりして…私達の口にやっと入る…普段 簡単に食べている…お米の一粒は…...
2016.07.20 04:19自然の野原…自然の野原は凄い…太陽を浴び 成長が早い…草花は背が高く自己主張をして 生きている…その…日陰で暮らす シダや苔…あまり光を必要としない草花は控えめで そっと 成長の早い草花に寄り添い…うまく共存しているのが…当たり前のようだけど…生きるって 凄いな…何にもないようだけど…自然から学ぶことも沢山ある…日々の生活に追われ 人は心の余裕すらなくなって…自然を忘れている… 詩人〜今人…
2016.07.20 02:42空・地・海・山・川空の蒼さは 心の広さを 表し…地面は 心の根性を表し…海は 深き 心の愛情を表し…山は 何事も動じぬ心を表し…川は 全ては流れのままに心を任せてと…言っているように 私には…それぞれが 意味がある気がします… 詩人〜今人…
2016.07.17 06:51川は生きています…山奥の綺麗な清流…一際 大きな 岩の上で 流れゆく…急流を見ながら 物思いにふける…山々に濾過された雨水は…時間をかけて…湧き出し…そして 流れとなり…岩肌は 時間をかけて 削られ流れのままに…そして 命ある生き物達を育て…恩恵をもたらし…その水の綺麗さに人は 水の生まれた場所を見たいと川の上流を遡る…源流にある 小さき湧き水に 歳月を見て… 生きている…水の誕生と命の記憶を知る…川は生きています…命を育みながら… 詩人〜今人…
2016.07.15 21:50命の育み…クリスタルブルーの海と空は繋がって…見渡す限りの 現実は 未来を見据え… その優しき 蒼さに 果てを見ずに…幾千年の 時を経て 人は生まれ変わり…その心に 青い涙をたずさえ…流しながら 生きていく…宇宙から見た 青い地球の あまりの小ささに また 果てを見ず その手に 掴めそうな 国では未だ 戦争が起こり 見えない血の涙が流れ…消えてはまた 命の育みが まだ 続いている…その目の中には 命の輝きが見えている…生まれたばかりの産声が… 詩人〜今人…
2016.07.03 01:03なりたい…朝の静けさの様な 心になりたい… 何も 不安もなく ただ 無になりたい…清らかな 優しい 気持ちになりたい…どんな人でも 慈しむ 心になりたい…強い心を持つ 人間になりたい…弱きものを助け 守ってやれる心になりたい… 何もかもを 許す そう言う 人になりたい…過去の事を 忘れ 一からやり直したい…森にある 大きな 樹になりたい… ドッシリと大地に根を張り… 色んな事に対して 微動だにしない 強い心に… &nbs...
2016.06.30 07:14二本足になりたいかかし…彼は ある麦畑に立っていた…そう…彼は 孤独な かかし…雨が降っても 雷雨が 轟こうとも立ち尽くしているだけ…喋りかけてくる人は いない…孤独のかかし…かかしはいつも 思っている…私に もう一本足があればカラスどもを おいかけれるのになと…あいつらは 私を なめているんだ…立てってばっかで 何もできない能無しと いいやがる…こんな 俺だって 両足ありゃ… 走る事だって 出来るのに…カァカァとしか 言えねぇ 奴らに馬鹿にされる事もないのに…悔しいかかしは 今日も 我慢して…立ち尽くす…悔しさを 胸に秘め…今日も 立ち尽くす…カァカァとしか言えないカラスどもを…にらめつけながら… ...
2016.06.28 10:31生きる力…大粒の雨粒が激しく降り注ぐ…学校のグラウンドには 大小の水たまり…草むらの雨蛙が気持ちよさそうにして…蛇は カエルを探して ウロウロしている…小川のアカハライモリ達は どこかに隠れ… カンタロウミミズは土の中で溺れそうで地表に出てきて 這い回り…ミミズの行列…蝉の声はとまり…恋の時間も少し休憩…猫は軒下で雨宿り…色んな生き物が こんな環境にも…適応している…自然の素晴らしさ…きっと 人間にも あるんだ…そうゆうとこ… 少し…適応出来なくなってるだけ…少し…生きてく力が 弱くなってるだけ…だから…悩まない…今は…少しのひと休み…今は…少しのひと休み… ...
2016.06.26 21:20朝の静けさ…早朝の色づく 肌寒い中…薄手の毛布に包まり…ふと考える… 自分は 何なのかと…何処に行こうとしているのかと…布団に転がりながら 寝ている妻の顔を見て…ふと空を見ると…自分が何なのかなんて…もう澄み渡った 蒼い空を見ていると…自分がちっぽけだなぁと思います…何処に行こうとしているかなんて…どうでも良くなってしまった…今日という日を 迎えれた事に 感謝し…あるがままの自分で居たいと想います…まだ まだ 私の詩を見てくれる人は…少ないかもしれないけど…たった一人の方の為に 祈ります…今日という日を ありがとう…そして…自分自身に エールを… ...
2016.06.25 02:51風の妖精…私は 広い草原の真ん中にいる…優しい 風の精霊達が…私の横を通り過ぎていく…気持ちよさそうに 透明の翼を羽ばたかせ風に乗って…抜けていく…時に楽しく…時にスピードを早めながら…彼らの風の舞は 優雅で素敵…一陣の風は 彼らの挨拶…受け止めよう 髪をなびかせて… 詩人〜今人…
2016.06.18 11:15朽ちた大木…朽ちた大木が 森の奥 深くに 横たわる…苔達は 木のまわりを覆いながら…ゆっくり 時間をかけて 生きて行く…どんぐりの実は 古木の側から芽を出して…大木を骸に 生きて行く…虫達も 大木のまわりに集まり子を養い…生きて行く…無駄なものが 無いのは…自然だけ…無駄なものが 無いのは…自然だけ…無駄なものが 多いのは… 生きる事を選んだ 人間と言う私達だけ… 詩人〜今人…