2016.12.14 13:36夜のざわめき…夜のざわめきは 囁きより大きく僕の思考回路を無駄にかき回した猫は目を光らし 闇夜に一輪の花びらを落とした静かに そして 優しく夜の気配は 闇夜に紛れ 静かなる時を待ちわびる 寒い季節の到来が待ちきれずに やって来た 詩人〜今人…
2016.12.14 08:10心のドア…心のドアを閉めた鍵を 忘れてしまった一体どこに起き忘れたんだろう出したい想い出も過去にしまってある部屋にひっそりと 塵をかぶって 佇んでいるあの扉は開かない 鍵がないんじゃ開かないもう 忘れよう もう 悲しむのはよそうあの頃の記憶はひっそりと眠らせとこういつか 鍵が見つかるまで 詩人〜今人…
2016.12.13 13:59電話口の向こう側…私が さよならをいった電話口の向こう側で 君は 涙を流してたように見えた冷えた電話ボックスが 吐息で曇る言う方も辛いし 言われる方も辛くて涙をためて話してる 2人の会話が 誰に聞かれることなく ガラスの中で 響き渡っていた 外はクリスマスの前の日に 雪が 静かに降っていた 詩人〜今人…
2016.12.13 12:59灰色の街…灰色の街を歩く人たち行き交う人たちは 知らない人達心と心が通わない 通りすがりの人同士触れ合わない 空気は 時として些細なことで繋がる時がある人の不思議は そこにある私もそうだった 些細な縁が結んだ灰色の街の不思議な出逢い 詩人〜今人…
2016.12.13 07:00心の氷…心の氷が叩きつけられ 飛び散る溶けもせずにバラバラに 四方八方に飛び散った 光を反射しながら キラキラと溶けてきたら 思い出達が 水蒸気に変わりユラユラしながら上っていく消えながら ユラユラ溶けて過去の自分が消えていった 詩人〜今人…
2016.12.12 13:48君が…君がさよならを言うと 僕は追わない君が泣くと 君を離さない君が空を見てると 僕も見つめ 目を輝かせる君が 笑顔を見せるなら 僕も太陽のように笑おう 君が 僕を抱きしめてくれるなら 君を 優しく抱きしめようそして 君が 目を瞑るなら優しく キスをしよう 詩人〜今人…
2016.12.12 13:10どこ吹くとなく…どこ吹くとなく風が 私を誘う気ままな 空に わたしを誘う鳥達は 囀りながら わたしと一緒に飛びながら自由な青空に 私は舞い飛ぶ 両手を広げてどこ吹く風と共に 遥かな 大空に誰に邪魔されることなく 私は羽ばたき 見知らぬ地に飛んで行きたい 詩人〜今人…
2016.12.12 09:01知らない場所で…知らない場所で 魚が跳ねた知らない人が 魚を見つけた魚は 知らない人の前で 跳ねてみせた知らない人が ビックリしてた人がたくさん集まってきて 見つめられた魚は 恥ずかしかったけど 一生懸命 跳ねてみせた 人は 感動して拍手をした魚は恥ずかしかったけど嬉しくて 嬉しくて 跳ねるのが更に好きになった魚に生まれて良かった魚に生まれて良かった 詩人〜今人…
2016.12.11 00:33言葉が去りゆく…言葉が去りゆく 言葉が去りゆく描が引き連れて 旅に出る描き行く絵画が 言葉を引き連れて旅に出る 夢じゃなく 現実の世界に旅に出て行く そばに寄り添いながら妻のように 絵画に寄り添っている絵画で伝えられない 想いを 言葉が そっと 伝える 詩人〜今人…
2016.12.09 22:05自分自身…自分自身と闘いながら 机に向かう自分の好きな絵を自由に羽ばたかせ色に人生を描き 弱さを絵の具に載せ私は絵を描く 非難の雨が降ろうと私らしさを出すために私らしさを出すために 詩人〜今人…
2016.12.09 20:30体が軋む…体が軋む 痛さに 目がさめる使えない体が 叫びを 上げる真っ暗な部屋の冷蔵庫のモーター音が静かに唸りを上げる腰の痛みが半端ない 悲鳴をあげたくなる 全ては 運命に 全ては 流れのままに痛みも 我慢強く流れて行け静かな朝とともに流れて行け… 詩人〜今人…
2016.12.09 01:13逃げたい衝動…病院に入った逃げたい衝動に駆られるあの時の記憶を失ったあの時を思い出す…手術台に呼ばれるまで 恐怖心が押し寄せ早く終わるように 願うばかり彷徨う 恐怖は 自我を失わせ自分が動揺していることを呼び覚ますその時はもうすぐ来る 眠りの時は 突然来る… 詩人〜今人…頑張ってきます…いつも 本当に ありがとうございます…