2016.06.30 07:14二本足になりたいかかし…彼は ある麦畑に立っていた…そう…彼は 孤独な かかし…雨が降っても 雷雨が 轟こうとも立ち尽くしているだけ…喋りかけてくる人は いない…孤独のかかし…かかしはいつも 思っている…私に もう一本足があればカラスどもを おいかけれるのになと…あいつらは 私を なめているんだ…立てってばっかで 何もできない能無しと いいやがる…こんな 俺だって 両足ありゃ… 走る事だって 出来るのに…カァカァとしか 言えねぇ 奴らに馬鹿にされる事もないのに…悔しいかかしは 今日も 我慢して…立ち尽くす…悔しさを 胸に秘め…今日も 立ち尽くす…カァカァとしか言えないカラスどもを…にらめつけながら… ...
2016.06.30 06:16安心を求める旅人…今の私は 幸せを感じつつ 不安な生活を 送る 旅人…様々な 所へ 旅が出来るようになった喜びに溢れ…幸せを感じ…でも…不安を常に体に纏い…人混みを通り抜ける 旅人…安堵する事なく 不安な夜を…ビクビクしながら 過ごす…深い眠りの出来ぬ 旅人…いつ 襲ってくるのか…わからず…何かに 身構えている…旅人…旅の終わりはなく…今の私が…探しているのは…安心して眠れる場所…安心して眠れる場所… 詩人〜今人…
2016.06.30 01:51私は魔法使い…言葉が ホラッ 飛んだ…ふわふわ 風に乗りながら ホラッ 飛んだ…お空は デッカイ 色画用紙いくらだって 書ける 空の色画用紙消しゴムなんて いらないよだって 魔法で消せるから…わたしは お空の魔法使い…魔法の枝で 言葉を 飛ばす…色んな 言葉を 色画用紙に載せていく…ホラッ そこにも ここにも…そんな 私は お空の魔法使い…自由自在で 心の想いを 飛ばせる…私の 言葉よ お空に 飛んでけ…いっぱい いっぱい 飛んでけ… 詩人〜今人…
2016.06.30 01:25かくれんぼ…わたしの 母さん いなくなった…わたしをおいて いなくなった…おそらに 母さん どこにいったとといかけた…おそらは なにも しゃべらない…おそらは なにも しらなかった…わたしの母さん いなくなった…だいすきな お母さん いなくなった…いつも やさしい 母さん かくれんぼどこに かくれているのか さがした… みあたらず ゆうぐれが ちかづいてきたおそらの ゆうひが おちるころさびしく おいえに かえることにしたいつもなら ゆうがたいる 母さん…まだ かくれんぼさびしい わたしは ないちゃった…さびしい わたしは ないちゃった…さびしい おんなのこは なきながらねむりについた…ゆめに 母さん でてきてくれると…しんじて…ねむりについた…&nbs...
2016.06.30 00:13どこかの お空の下で…今日も どこかの お空の下で…きっと 良いことが起こってる…今日も どこかの お空の下で…悲しいことが 起こってる…今日も どこかの お空の下で…赤ちゃんが 産まれてる…今日も どこかの お空の下で…子供達が 勉強を始めている…今日も どこかの 空の真下で…儚い命が奪われ 尊い命が 消えている…私は この地球の中で たった一人の人間…どこかの お空の下の 皆さんの 幸せを願っています…この 地球の 人の心が 一つになり幸せになりますように… 詩人〜今人…
2016.06.29 23:21母さん…あなたは 可愛い お母さん…いつも 頑張り屋さんの 優しい母さん…子供達を愛する 面白い母さん…甘えたり 泣いたり 色んな 表情を見せる…お姉ちゃん 弟くん…家族3人 笑顔っていいね…ちゃんと 見てるよ 頑張り屋母さん…辛い時には 子供達には 申し訳ないといつも 思っている 悲しい母さん…三人手を繋いで 困難乗り越え…いつか 大きな 幸せが…母さん…お姉ちゃん 弟くんに 訪れますように… 足長おじさん 今人より…
2016.06.29 22:34闘いの火蓋…奴らが 夜中にやってきた…狭い隙間から 侵入して… 静かな足音させて…忍び寄る…深い闇の中 忍者のような 静かな足音させて沢山の足をたずさえ やって来た…そして 寝ている私の 服の中に入り込み沢山の足で 這い回る…痛みと 怖さがやって来た…部屋の電気が つけられ…奴らを探す…もう姿は ない…どこだ どこだと…探し回り 奴は 突如現れた…長い体が 波打ち 蛇のよう…緊張と怖さがやって来た…奴らの運命は決まってる…闘いは始まった…勝てるのかどうかなんて…わからない…闘いの火蓋は 真夜中に 切って落とされた…奴と私の 一騎打ち…勝つのはどっちだ… &nb...
2016.06.29 10:30茜空…胸に いっぱい詰まった…茜空いっぱいの気持ち…赤とんぼの群れに 混じって一緒に飛んでけ…そして あの人の 所へ 運んでいって… 色づいた 景色に 溶け込むようにゆっくり…ゆっくり…夕陽は 落ちて行く… 詩人〜今人…
2016.06.29 04:11命は素晴らしい…大きくなった 娘を見ると… 産まれたあの時を想い出す…私を見て…不思議な顔をして 見つめる…産まれたばかりの 血液のついた娘を…胸に抱えて…涙した…あの時…生命の素晴らしさを知り…妻の姿に涙した…あの日の不思議な記憶…今では 元気に 走り回り 言葉を喋り…成長の証を私達に見せてくれている…命の輝きは 素晴らしく…私を…成長させてくれた…また…命の大事さを知り…生きていく事の大事さを知った…命は…とても素晴らしい…命は…とても素晴らしい… 詩人〜今人…
2016.06.29 02:34想いが走る…私にしか 表せない 感情が書きたい… 音楽を創作するように…気持ちを…想いを言葉にしていきたい… 何者にも 囚われず…自由な自分を表したい…地に足をつけ…過去の自分に縛られず…色んな者を見聞きし…些細なことまで 表現したい… 今の自分にしか出来ないことが あるはず…それを…書きたい…想いが走るままに…生きている 今しか出来ない… 「何かを…」 &nbs...
2016.06.29 01:48涙で出来た湖…悲しみの湖…悲しい者達の涙で出来た湖…涙を流して 止まらない者…泣きすぎて涙が枯れて…見えない心の涙を流す者…自分に負けて 不甲斐なくて 苦痛に満ちた 涙を流す者…愛を探した末に 疲れ果て どうしようもない 悲しみの涙を流す者…自分を傷つける事しかできず 自分の心の傷を 見て 涙を流す者…愛する者を 亡くし 生きて行く事さえままならず…涙に明け暮れる涙人…様々な 涙が 一つの大きな 湖となって…漂う 悲しみの 湖…私も そこに 漂っている 涙人…私も そこに 漂っている涙人… 詩人〜今人…
2016.06.28 23:25私のおじいちゃん車…私の車は お歳のいった カタカタ車…毎朝 娘を積んで カタカタ走る…周りは デコボコだけど 頑張り屋…ある日 急な坂道 一生懸命 上がった車途中で 速度が アラアラ 下がってきた…エッチラオッチラ ブォーン頑張って 上りきったら…よく頑張ったねと…一声かける…オイル交換も お歳だから ちゃんと交換…ガソリン満タン 少し お腹が出てきた優しい 私の おじいちゃん車は…20万キロ超えてる 頑張りじいちゃん…今日も 今から 娘を積んで…エッチラオッチラ…エッチラオッチラ…  ...