小さい頃 春の 田んぼのモグラの穴を掘り
捕まえようと 手で掘って
爪に土が入り込むくらい 汚れながら
穴を掘りまくった想い出
会ったことのない モグラの姿を
夢に見つつ 宝物を探すように
盛り上がっている 田んぼの淵を掘り進む
しかし モグラは見当たらない
きっと 足音を感じて逃げたんだなんて
思いながら 良く掘った
小さい頃の 田んぼでの思い出は
土の香りと 花が沢山咲き乱れ
咲いていた レンゲソウで首飾りを
作って遊んだものだ
あの頃なような 子供はもういない
春が来るたび 田舎の子供達の姿はなく
あの頃の 幻の 自分たちの姿だけが
今でも 田んぼでの遊びを
想い出させる
ミツバチがしきりに飛び回っていた
春の訪れは レンゲソウが 咲き乱れる頃に
やってくる
田んぼ一杯に水が張られるまでの
ひと時の 昔々の子供の遊び…
詩人〜今人…
春の陽だまりの中は 暖かくて楽しかったです
よく、水張った深い田んぼで泳いで
おんちゃんに鍬持って
追いかけられた記憶がある
その後は 逃げて 家の洗濯機に入れられて
グルグル回されながら 体を洗われた 笑
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