蜘蛛の巣に引っかかった 蛾
鱗粉を撒き散らしながら 蜘蛛に
歩み寄られる 命の儚い 蛾
蜘蛛は恐れを知らずに 糸を伝い 手繰り寄せる
両方の 複眼にどう景色が 写っているのだろう
命が 手繰り寄せられていく
景色が歪み 白い繭にされ 包まれていく
あぁ 蛾の運命は いつまで 長生きするのか
繭の中で 息をひきとるのか
命は 淘汰されていき 新しい命に
生まれ変わる 命はかわるもの
命は引き継がれるもの
詩人〜今人
命とはどうゆうものなのか
簡単には答えは出してはいけない
それは 長くいきたものしか
語れない
0コメント